【爆豪勝己】大丈夫。【男主】 (ページ8)

今日:2 hit、昨日:0 hit、合計:19,412 hit

8話ページ8

勝己side

｢変な時間に目覚めちった、｣

そっからあまり寝付けなくなったので水を飲もうとリビングに向かった

扉の前まで来ると、
話し声が聞こえる、電話か、？

俺は、邪魔しないように立ち止まった

『…それが、な…なか手が付けられなくて、まだまだ…感じ。』

俺の話か、？
あいつの事は少しずつ信じてみようと思ってきている。だから、あいつがなんて言うのか気になった

だが、扉を挟んでるためか、所々聞こえない

『勝己くんを売る？高値で？そんなの、…決まってるでしょ。勝己くんはもう……なんだから』

は、俺を、売る…？

頭が真っ白になった

しかも、そんなの決まってるでしょって、

なんだよ、あんなにも俺に優しくしてくれたのは嘘だったんか

やっぱりあいつも前の奴らと同じか。
いや、それ以上か。

くそ、胸糞悪ぃ

その後、電話が終わったあいつに怒鳴り、家を飛び出して無我夢中で走った

雨なんてどうでもよかった

むしろ、頭を冷やしてくれているようで心地よかった

なんだよ、あの間抜け面、くそ、
考えたくもねぇ、

そして角を曲がろうとした時、口にハンカチを当てられ、そっと意識が遠のいていった

あぁ、馬鹿だな、俺は。

・

・

・

｢ん、｣

地面の硬さと酷い頭痛で目を覚ました俺は、
腕と足を、跡がつくほどきつく縛られていた

？｢目ェ覚めたか？狼さんよぉ、｣

気色悪い笑みを浮かべる男。

｢ﾁｯ、キメェんだよそのツラ｣

男｢あぁ、？随分舐めた口聞くようだな？そんな悪い子には体に覚えさせねぇとな？｣

そういうと、バットやパイプを持った大柄な男が10人ほど出てきてその武器を俺に振りかぶってきた

｢クッソ、｣

抵抗できない俺は、やられっぱなしだ
それに、身体中が痛てぇ、

震えも止まらねぇし呼吸も浅くなってきた、

あぁ、このまま逝っちまうのもいいかもな…

？｢勝己くん、！！！！｣

そう呼ぶあいつの声が聞こえた時、俺は意識を無くした