#1 ページ1
.
太宰 悟 ♀(五条 悟 ♀)
・原作五条の♀版
・色々あって呪術界では五条に
・サングラス
嫌ーな部分が夏油に似る
原作よりめっちゃ頭いいしずる賢いし性格悪い
若干闇堕ち気味かも
異能力はない
その他恐らく原作通り
※上記の通り設定つめつめ
※捏造あり
※文才なし
※私が得するだけの作品
※書きたいところだけ書く
読んだ後のクレームは受け付けません
_____________________
「太宰に姉だと?」
眼鏡をかけた堅そうな男、国木田独歩が太宰治に問う。バキリと鳴った高そうな万年筆は、国木田の手の中で真っ二つに折れていた。
今にも倒れそうな顔色をした国木田は、太宰に向かって疑いの目を向けている。
周りに居た白髪の男や、金髪の男も驚いた顔をしてこちらを見ていた。白髪の男の名は中島敦、つい最近入った新入りだ。弱そうな見た目をしながら虎の異能力を持つギャップ男である。
金髪の男は宮沢賢治、14という歳でありながら職に就いている異常な子供だ。常に笑顔だが異能力が怪力というこれまた中島と張り合えるほどのギャップ男であった。
そんな人達の視線を浴びる太宰は、苦虫を噛み潰したような顔をしながら云った。
「嗚呼、姉さんの事かい……。国木田君の云う通り、姉さんは居るが、、、実を云うと12年も会っていなくてね。今何処にいるかとか何をしているのかとかは全く分からないのさ」
参った参った、と目を伏せて云う太宰。
その言葉を聞いてまたしても倒れそうになる国木田と、気になるといわんばかりの目をした敦と賢治。そんな様々な反応がある中、此処探偵社でのんびりと駄菓子を口にしていた糸目の男、江戸川乱歩が太宰に問う。
「へぇ。興味深い話だね。太宰に姉が居るなんて聞いた事も無いし見たことも無いよ。
詳しく聞かせてくれない?」
普段は開くことの無い瞼を上げ、全てを見透かすような瞳で云う乱歩。その瞳で見つめられた太宰の心臓は、ドキリと厭な音を立てた。
太宰は、乱歩の事を尊敬はしているものの、全て見抜いているような瞳の事は苦手であった。異常な性格をしているも一応は人間である。プライベートまで見抜かれるのは流石の太宰も厭だ。
まるで面白い殺人事件を見つけたかのような反応をする乱歩。それを見た国木田は、倒れるどころか気を失いかけていた。
.
87人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
graply12(プロフ) - 次回を楽しみにしています!! (3月14日 20時) (レス) id: 53daeb10be (このIDを非表示/違反報告)
アルドノア - 太宰さんの姉になりたい人生だ。更新楽しみにしてます!! (2022年10月23日 11時) (レス) id: d1c9c30f30 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:梅こんぶ | 作成日時:2022年9月29日 14時