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下水道に詰まった6番の焦り声を笑いながら流した後、リアム看守が朝食を持って戻ってきた
ri「朝食を配るぞ〜!
あ、あと10番!お前は此奴らと同じく処刑日が30日後になったからよろしくな」
『……は???急すぎませんか看守?
ていうかお前ら処刑するほどの罪って、何やらかしたんだ』
「「強盗」」
『頭が痛くなってきたな。』
強盗で処刑……?そんなことしたらここの領主は法律違反で捕まるんじゃないか、?
明らかに罪の重さと罰の重さが釣り合っていない。……なにか裏がある?
急に考え始めた自分を見て疑いの目を向けているリアム看守を無視してパンを食い続ける。
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だべっていた自分たちに質問を投げかけたリアム看守
pe「いや〜ここ快適だなってね?」
kr「元いた陣地よりも広いよね??」
いやいや、さすがに3人で1Kは惨めすぎる。リアム看守も同情している。
ここからでたら、家でも買ってやろうか
そんな金は無いのだけれどという本音は飲み込み、パンも飲み込んだ。
今日は刑務所の案内らしい。自分もついて行っていいとの事
まぁ流石に数ヶ月は過ごしていたからマップは分かるが……面白そうなのでついて行くことにした。
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看守に対して笑った言い訳をする8番
看守の開けた鍵を閉じる8番&6番(6番は懲罰房行きにされかけた)
床を掘るとかというえぐい発言をして言い訳が前世モグラとかいう6番
純粋に番号を間違える8番
挨拶が雑すぎる6番
なかなか濃い案内だったが楽しかったと言えば楽しかったのだろう。
初日の就寝時間が始まった。
行動を起こすなら今しかない!!
次回「10番過労死」
君の心も監 禁しちゃうぞ!
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作者名:梅こんぶ | 作成日時:2023年6月5日 19時