拾い物 ページ3
今日も俺の中にストレスは溜まっていく
最近吐き口にしてた女は殴り殺しちまった。
こんな時はいつもの森に行くのが1番だ。
あの森は滅多に人なんかいやしないしあそこが唯一落ち着く場所と言えるだろう。
地面の落ち葉をムカつく上司の顔に見立てサクサクと音を立てながら進む
ここら辺に休める場所はないが少し奥に行くとお気に入りの切り株がある。
サクッ…
サク…
6分位歩いただろうか
そろそろ着くはずだ…
「あ？」
奥に見える影
その影は生きていた。
この森で生きた人間を見たのは初めてだった為俺は驚きを隠せないでいた。ここらにこんな時間いる人間といえば自 殺者か野垂れ死んでる奴かそこらだからだ。
影は台の様な物に乗り片足が今にも落ちていきそうだった。
どこかで見た事のあるシルエットに尾骶骨を這われる様な寒気を感じ無意識に近ずいていた。
「おい、何してんだお前人の切り株の上で」
「あ、、いや、、、えっと」
「わっ」
切り株の上にいた人は足を滑らせ宙に浮き苦しんでいた。
よく見ると木にぶら下げたロープに首を通していた。自 殺だ
咄嗟に人を抱き上げ地面に下ろしてやった。
『軽っ、触った感じ骨と皮って感じだな。こいつちゃんと飯くってんのか？』
「ちょっと！何するのよ！」
「は？」
「私せっかく新しい人生歩もうとしてたのに！勝手に邪魔しないでよ！」
「自 殺でか？」
「そうよ！もう私なんて来世にしか期待出来ないんだから！だから来世で幸せになるの！」
「馬鹿なこと言ってんじゃねえ！」
「え？」
「人生は一生なんだよ！1度しかねぇんだよ！来世に期待とか馬鹿なこと言ってんじゃねぇ！」
『あれ？もしかして私の事心配してくれてるの？この人、、、う、嬉しい⸝⸝⸝⸝』
大粒の涙がボロボロと頬を伝った。
「おい、泣くんじゃねぇよ、何があったのか俺に話してみろよ。」
『こいつ、次の吐き口にいいかもな優しくしてやらねぇと。』
見つけた時から常に浮かんでいたその考えがこの時よりいっそうロシナンテの頭に強く浮かんだ。
暗がりで見えないロシナンテの不敵な笑みにAが気づく事はなかった。
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あずま(プロフ) - 本当ですね、寝ぼけながら作っているものですから、すぐに外しますね。すみません (2019年8月14日 9時) (
レス) id: 97c5686003 (このIDを非表示/違反報告)
かなと - 編集画面の関連キーワード入力の下をよく読みオリジナルフラグをお外し下さい違反です (2019年8月14日 3時) (レス) id: ba1b78c8bf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あずま | 作成日時：2019年8月14日 3時
