転校生は知っている〜彼らの子供たち〜

クラス ページ4

最後に通りかかるのが若武宅

三つ子の家だ

三つ子は俺らが通りかかる前に外に出ていたようで、言い合いをしていた

主に、長男次男の2人

2人とも顔はそっくりなのに性格真反対

あと、もう1人顔はそっくりな女子の3つ子

俺の好きな子。

......改めて言うととても恥ずい

翼彩「和菜、おはよう」

和菜「あ、翼彩！おはよ」

翼彩「今日はなんの喧嘩？」

和菜「.....なんだっけ。あ、朝ごはんを静かに食べたい和穂がうるさい和貴に怒ってるだけ」

和彩「くだらな」

それな？

学校に着く頃には前の方に俺ら

後ろに中1組みたいな感じで歩いている

学校での俺らは、ある程度有名人

成績優秀、顔もみんないい。

なんてったって俺は母さん似だから( ･´ｰ･｀)

父さんも頭いいらしいし

ちなみに...クラスは以下の通り

1組 和彩 和穂
2組 和貴
3組 和菜 和音 俺

....え、みんな名前"和"ついてる

まあ俺の名前両親から一文字ずつもらってるし気に入ってるからいいけど

中1は

1組 翼芽 亜貴

3組 翼輝 翔和

翼芽と翼輝好きな人違うクラスじゃ...?


翼彩「じゃあ翼輝、翼芽、あとで。今日ポアロだからな」

翼輝「うん、わかってる」
翼芽「じゃあね♪」

俺らも教室行こっと

和菜「和音〜、理科のプリント意味わかんないとこあったんだけど教えてくれる？」

翼彩「あ、じゃあ俺和菜に英語聞きたい」

和音「じゃあ数学おしえて。和彩とクラス違うから聞きに行けない...」

翼彩「いいよ？」


教室に入ると俺の机に3人で丸くなる

和菜「僕のから聞いていい？すぐ終わる」

和音「なんでも聞いて〜」

俺は待ってる間和貴からのラインが来てたので相手してあげてた

おれ天才!ねえ!聞け!
つばさはいはい、どーした
おれ天才!今日は和彩笑った!
つばさ上杉が?お前に?
おれ天才!ああ!体操着忘れて、和穂に借りようと話しかけたら「また忘れたの?懲りないなぁ」って!かわいい

それはきっと...嘲笑ってるなwww

つばさよかったな

和貴のテンション下がると色々面倒なのでとりあえずこう答えることにした


相変わらず和菜と和音は理科の問題を解いてる

そこへ、同級生のやつが和菜を呼びに来た

名前...5組の長瀬だよな、サッカー部の

...この雰囲気...完全に告白...

長瀬について行って教室を出た和菜を目で追う

和音「気になるならさっさと告れば良いのに」

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