転校生は知っている～彼らの子供たち～ (ページ2)

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日常ページ2

side彩華

私が大きな任務を終えて家に帰ってきた頃

私と、翼の子供は中3と中1になっていた

そしてなんと、長男翼彩は若武のとこの三つ子、上杉と彩のとこの長女、小塚のとこの長女と同い年で仲がいいらしい

そして長女、次女の双子は黒木んとこの長男と上杉んとこの長男と同い年で仲良いらしい

そんな彼らの恋や、青春のお話をみんなに見てほしい。

朝早起きして朝ごはんを作っていると翼彩が最初に起きた(翼は起床済み)

翼彩「おはよう.....あ、そっか母さん帰ってきたんだ」

嬉しそうに笑う息子を見て自然と頬が緩む

華「そーだよ。帰ってきたよ。先に顔洗ってきな」

翼彩「はぁい」

次に起きたのは双子

双子は同じ部屋でお互いに起こしあったのだと思う

翼輝「....幻覚？」
翼芽「朝ごはん...お母さんが？」

......これはだいぶ申し訳ない

幻覚に思えるほど信じられないかぁ

華「寝ぼけてる？おはよう。翼彩も顔洗いに行ったから2人も行ってきな」

そう言うと2人はようやく目が覚めたのかいきなり抱きついてきた

翼芽「へへっおはよ」
翼輝「朝ごはん、たのしみ」

やばい...天使だ

呑気にソファに座ってる翼の方を見ると楽しそうに私たちのハグをスマホに収めていた

美「やばい...俺の嫁と娘が天使だ」

翼おかしくなった？

こんなストレートな人だっけ

華「馬鹿なこと言ってないで食卓ついて。ご飯食べようぜ～」

美「久しぶりの彩華のご飯だ」

幸せそうに目を細める翼

こんな顔見るのは久しぶりだ

つい照れ隠しで頬をつねっちゃった

美「痛い痛い。仕返しするよ？」

うわっ、ほんとにやられた

なんか痛いんだけど？

美「早く食べましょ？」

はぁい

翼彩たちも食卓につき、手を合わせる

「「「「「いただきます」」」」」

ご飯の後はすぐ学校

私も本庁行かなきゃ...デスクワークが待ってる

零とヒロが鬼と化して待ってるよ...

やだやだ

翼輝「翼芽まだー？早く！お兄ちゃん行っちゃうよ？！」

翼芽「もうちょい待って〜！今行く！」

翼彩「俺はいつまでも待つよ？」

仲良しだな

「「「行ってきます」」」

華「行ってらっしゃい。今日帰りポアロ寄ってねー」

ポアロで夜ごはん済ませてもらう

今日は翼も雑誌の撮影らしいし

美「さて...俺も準備してくる。相変わらず料理の腕落ちてなかった。美味しかったよ」

華「...私を誰だと思ってんだよ」

美「天下の彩華様だねw」

華「控えおろう」

美「....www」

華「wwwwwww」

2人で爆笑した

幸せ