検索窓
今日:6 hit、昨日:10 hit、合計:77,045 hit

聖杯大戦22 ページ23

話は進み黒のキャスターは少年を自分たちの資産だと言った
聖杯大戦の為に作られた、道具だと

だが、彼に生きてほしいと願った者がいた
他ならぬ彼に心臓を捧げたジークフリートだ

ジャンヌはその願いを無にできないと言う

ジャンヌ・ダルクの象徴ともいえる、旗に誓って



「オルレアンの乙女か」


ジャンヌは旗を構え戦闘体制に入る


「真名にかけて私は彼を引き渡しません」









双方が睨み合っている中カウレスはケイローンに問いかける



「ここにいるサーヴァント総出でかかればなんとかなるのか?」


その質問にケイローンは首を振った


「...無理ですね」


そういいルーラーたちを見ながらカウレスへの説明を進める


「宝具は不明ですがルーラーには決定的なスキルが存在します
我々サーヴァントにとっての絶対特権」

「あなた方マスターが持つ令呪です」


そう説明され、納得するカウレス
それに、と何か言いかけたケイローンにまだあるのか?と聞く


令呪の部分を除いても勝てない場合も有り得る、という話だった

どうゆうことだ?と聞くとケイローンは詳しく説明し始めた


「Aです」


カウレスはケイローンの口から出た名前に驚きと共に疑問を持った


彼女は確かに魔術師だ
だが、良くも悪くも普通の魔術師であったことはなんとなくだがカウレスも感じていた


「普通の魔術師と思っているのならそれは思い違いですよ、カウレス殿」

「彼女は 力を出さないようにしている んです」



ケイローンは知ってた
バーサーカーに花をあげていた彼女のその時微かに感じた大きな力を

ルーラーに加勢しようとすれば宝具の強化、サポートなどマスターでなくとも易々とこなすだろう


「ですから、彼女には気をつけた方がいい」


カウレスはケイローンがここまで言うとは思っておらず驚きが隠せない


ふと、彼女に目がいく


ホムンクルスを守るように立つ彼女はルーラーが戦闘体制だからか警戒している

ポケットに手を入れ微かに手の隙間から見えた石にカウレスは目を凝らす

書かれていたのは普通の人が見てもわからないような文字、だがカウレスにはわかる


「ルーン文字...」



カウレスはケイローンが言ったことがやっと理解出来たような気がした

聖杯大戦23→←聖杯大戦21



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (75 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
132人がお気に入り
設定タグ:Fate , Apocrypha , FGO   
作品ジャンル:アニメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

灰音(プロフ) - とっても続きが気になります!! (2017年12月25日 13時) (レス) id: f2fe0e322f (このIDを非表示/違反報告)
シロナ - とても面白いのでこれからも更新お待ちしてます! (2017年12月17日 21時) (レス) id: 89e7196bc2 (このIDを非表示/違反報告)
ユア(プロフ) - マタタビさん» ありがとうございます!頑張ります(*`・ω・)ゞ (2017年10月6日 7時) (レス) id: a69a55f457 (このIDを非表示/違反報告)
マタタビ - 小説面白いです!!更新頑張って下さい!! (2017年10月1日 18時) (レス) id: 390b8d9809 (このIDを非表示/違反報告)
ユア(プロフ) - ゆき姫2さん» ありがとうごさいます!アニメを見たときに更新できるよう努力してます…φ(。。*) (2017年8月21日 23時) (レス) id: a69a55f457 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ユア | 作成日時:2017年8月13日 10時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。