少女の夢 【Fate／Apocrypha】

聖杯大戦2 ページ3

『まずは、トゥリファスに向かおう』



「ええ、そうですね」






荷物を持ち、途中で車に乗せてもらう






「A」


『なに？』



横に座っているジャンヌが話しかけてきた





「夢を見たと、言ってましたよね？」


『うん』


「私の夢も、見ましたか？」



正直答えずらかった




『うん、見たよ』





主よ、この身を捧げます


そう言い燃やされたあなたを







「あなたは慈悲深い人ですね」



『え？あっ、』



なぜだか涙が出ていた


かなしくて、かなしくて、たまらない



溢れて止まらない涙をジャンヌは拭う






「そんなあなただから、
夢を見たのかもしれませんね」



涙を拭いてください、とハンカチを出してくれた




『ありがとう』





と、つかの間




「引き返してください！」



そう運転手に呼びかけるジャンヌ




「いや、女の子をこんなところに、」



空は暗い、置いていけないと思っているのだろう


でも、時間が無い








『大丈夫ですから、貴方は引き返してください』




魔術を使い、運転手は私たちを置いたあと



もとの道を引き返して行った




「ありがとうごさいます、A」


『大丈夫、所であなたは誰ですか？』









「サーヴァント、ルーラーとお見受けする。覚悟」



そうゆうと声の主はこちらへ攻撃してきた


一瞬目で捕えられたのは銀髪の槍をもった


サーヴァント








「A無事ですか？」


『平気』




ジャンヌに魔力でできた糸を手繰りつけ
同時にジャンヌが私を引っ張ってくれた



いつの間にかジャンヌは服が変わっていた



これが本来の姿なのだろう









「太陽神スーリアの子、赤のランサー英霊カルナですね」

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