変装３ ページ38
A「はいはーい 今、開けまーす」
O「お願いしまーす」
Aを玄関まで抱いて連れて行った相葉くんはAを降ろして玄関の鍵を開けます
A「どーぞー」
A「しゃと！」
開いた玄関に入ってきた変装した智くんの顔も見ずに足に抱きつくA
A「あ！こらA！裸足で玄関下りちゃダメでしょ？」
O「ダメでしょ〜」
２人に「ダメでしょ」って言われたAは嬉しそうに上を見上げます
A「･･･っ！！」
大好きな智くんが立っていると思って抱きついて見上げたらそこには知らない人が･･･
ビックリしたAは相葉くんの後ろに逃げるように隠れます
A「まー！」
A「ん〜？どうした？大丈夫だよ？」
自分の後ろから智くんの前にAを出そうとしますがAは身をよじって拒否
A「A「こんばんは」は？」
A「やっ！まー！」
両手を伸ばして相葉くんに抱っこをせがむA
O「んふふ こんばんは〜」
A「･･･」
声は智くんなのに目の前にいる人は智くんじゃなくて訳が分からないA
目にはじわっと涙が浮かびます
O「あ〜 泣かないで(笑)」
A「え！？泣く？」
相葉くんに両手を広げたままじっと智くんを見つめているAを
しゃがんで覗き込む相葉くん
A「わっ！A何で泣くの！」
A「まーーー！」
相葉くんが急いでAを抱き上げると相葉くんの首にしがみつくA
A「大丈夫だよ〜(笑)」
Aの背中をポンポンと優しく叩く相葉くん
O「参ったな･･･(笑)」
A「う〜ん･･･びっくりさせ過ぎちゃった？(笑)」
A「まー･･･」
A「とりあえずリビング行こっか(笑)」
O「うん(笑)」
Aを抱いてリビングへ行く相葉くんとその後ろを歩く智くん
相葉くんの肩越しにチラチラと智くんを見るA
智くんがAと目が合ってニッコリ笑うとすぐに相葉くんの肩に顔をうずめるA
智くんは苦笑い
M「お？どうだった？気づいたか？･･･ってどうした(笑)」
リビングに入ってきた３人に聞く潤くん だけどAの様子を見てビックリ
A「や〜 ビックリしすぎちゃって泣きそうに(笑)」
S「気づかなかったの？」
A「気づかなかったって言うか･･･今も気づいてない」
N「その様子だと人見知り炸裂中なんですね(笑)」
O「目合わしたら すげぇ勢いで逸らされちゃった(笑)」
未だに相葉くんの肩から顔を上げようともしないA
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作者名：綾
| 作成日時：2013年9月23日 12時
