ピアノ(智くん目線) ページ26
O「ただいま〜」
今日は雑誌の取材が２つあっただけで比較的早く家に帰れたおいらは
ルンルンで玄関を開けてリビングにいるであろう２人に声をかけた
S「智くんおかえり〜早かったね？」
A「しゃと かーり！」
そしたら翔くんがAを抱っこしてリビングのドアを開けて玄関まで迎えに来てくれた
O「んふふ A、翔くんただいま〜」
S「どうしたの？何でそんな笑ってるの？(笑)」
翔くんがニヤニヤしてるおいらに不思議そうに聞く
O「ん〜？ 別にぃ〜」
ああ、幸せだなぁ〜って思ったら何か顔が緩んじゃっただけなの
待っててくれる人がいるって幸せだなぁ〜とか結婚したらこんな感じ？とか
そんな事思ったらさ？何かこうね(笑)
S「変な智くん(笑)」
O「んふふ〜 Aおいで？」
翔くんからAを受け取って 抱っこしてリビングへ行く
O「･･･結婚したらって 相手翔くんだぞ？なに想像してんだおいら(笑)」
結婚願望なんて全然ないおいらが結婚したら･･･って想像したのがAを抱っこした
翔くん相手だなんて何か可笑しくて独り言まで出て笑ってしまう
A「しゃとー？」
O「んー？なにぃ？」
Aまでおいらの顔見て不思議そうな顔してる
奥さんがいて子供がいて仕事から帰ったらさっきみたいに出迎えてくれて
それってものすごい幸せなんだなってそんな風に思うおいら･･･たいぶ年取ったな(笑)
S「智くん 何か飲む？」
A抱っこしたままソファーに座ると翔くんがキッチンから顔覗かせて聞く
O「ん〜 コーヒー飲もうかな？」
S「りょーかい」
履いてた靴下脱いで足元にポイポーイッって投げてAと遊んでたら
翔くんがコーヒーを運んできてくれた
S「はいどーぞ 智くんはコーヒーでAは牛乳ね？」
目の前のテーブルにおいらとAの飲み物を置いた翔くん
A「しょー あーがと！」
O「ありがと 翔くん」
S「どーいたしまして！･･･って智くん！脱いだ靴下は洗濯場に持ってて？
また松潤に怒られるよ！」
おいらの脱いだ靴下を拾ってしょうがないなって顔でおいらを見る
･･･翔くんは嫁じゃなくてかーちゃんか！
･･･いや嫁でもかーちゃんでもねーけどさ(笑)
O「後で持って行こうと思ってたの〜」
おいらが口尖らせて反論すると
S「もう(笑)これ洗濯場に持って行くからね？」
そう言っておいらの靴下持ってリビングを出て行った
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作者名：綾
| 作成日時：2013年9月23日 12時
