おつかい８ ページ23
にのにAの所に行ってほしいと頼まれた翔くん
N「くれぐれもAに気づかれないようにしてください」
S「･･･わかった！行ってくる！」
電話を切った翔くんは深呼吸をします
A「翔ちゃん 頑張って！」
S「おう！」
A「それじゃ男だよ！今は女の人でしょ！」
S「･･･あ！えっと･･･ わかったわ 行ってくる〜」
翔くんはゆっくりAに近づいて行きます
A「んーーーー！」
爪先立ちで必死に手を伸ばすA その後ろから翔くんが優しく声をかけます
S「あれ？」
A「んむぅ？」
S「さっき 道でご挨拶してくれた子？」
翔くんはしゃがんでAと目線を合わせます
A「･･･」
S「ん？どうかしたの？」
A「･･･なーの」
S「ん？ごめんね？もう１回教えてくれる？大きな声で教えて？」
A「･･･ぱっくん とどかなーの！」
S「パ･･･ックン？えーっと･･･もしかしてポストにお手紙入れたいの？」
A「あい！」
S「そっかぁ〜！じゃあお姉さんが入れてあげようか？それとも自分で入れる？」
A「Aやう！」
翔くんはAを抱き上げます
S「はい どーぞ！届くかな？」
A「ん！ぱっくんちた！」
Aは翔くんに抱っこしてもらってハガキをポストに入れる事が出来ました
A「おねーたん あーがと！」
S「いいえ どういたしまして〜 おつかい？」
A「あい！」
S「そっか〜 １人でおつかいできるなんてエライね？」
ちゃんとお礼を言えたAを下ろして 頭を撫でる翔くん
A「あーがと！」
S「じゃあ お姉さんはもう行くから気をつけて帰ってね？」
A「あい！」
Aに手を振ってその場を離れる翔くん Aも翔くんに手を振ります
それを見ていた にのと智くんと相葉くんは急いで家に戻ります
S「待って！凄い走りにくい！これ！」
Aと別れた翔くんも３人の後ろから走ってきます
N「急がないとAが帰って来ちゃいますよ！」
A「翔ちゃん急いで！」
S「だぁーー！もう！！靴脱いでいい！？ヒールじゃ走れない！」
N「足が傷だらけになっちゃうでしょ！それに大野さんはちゃんと走れてますよ！」
O「翔ちゃん 頑張れ〜」
S「俺 あなたのポテンシャルには本当に感動する！」
A「ほら！翔ちゃん！」
翔くんの手を引いて走る相葉くん
S「転ぶ！転ぶ転ぶ！！マジで転ぶ！」
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作者名：綾
| 作成日時：2013年9月23日 12時
