おつかい６ ページ21
泣いて戻ってきたAをもう１度行かせようとするにの
N「ほら行っておいで？」
にのはAを抱っこから下ろして そっと背中を押します
A「知らない人に会ってもちゃんとおはようございますしてね！」
背中を押されたAは相葉くんの言葉に頷いてまた坂道を下りはじめます
その姿を確認して家に戻るにのと相葉くん 潤くんはまたAの後を追います
M「A頑張れよ･･･」
下を向いて歩いていたAは涙をゴシゴシと両手で拭いて後ろを振り返ります
A「じゅ〜！」
M「うっそ！もうバレた？」
急に名前を呼ばれた潤くんは急いで木の陰に隠れます
A「かじゅにぃー まー しょー しゃとー 」
誰もいない坂の上を見て泣きながらみんなの名前を呼んだAは
また前を向いて歩きはじめます
M「A･･･」
その頃 家では･･･
A「ほら行くよ！急いで！」
S「待って！待ってってば！ホントに俺はこれで行くの！？」
N「翔さん もう諦めてください！それで行くんです！」
S「だって！」
N「大野さんを見てください！立派な智子ちゃんじゃないですか！」
O「んふふ 翔ちゃん行くよ？」
A「ほら！翔子ちゃんも行くよ！Aのおつかい見れなくてもいいの！？」
S「だぁーーー！行くよ！行きますよ！！」
髭をつけた相葉くんと女装した翔くんのカップル にのと女装した智くんのカップルで
Aの後を追います
A「俺ら先に行くからね！」
にのと大野さんより先を歩いて潤くんを通り過ぎて行く相葉くんと翔くん
M「翔さん･･･(笑)」
S「潤！何も言うな！恥ずかしい！(小声)」
A「もう！翔ちゃんは男の声で喋らないで！」
S「女の声なんて出ない！」
A「いいから！行くよ？Aの横通り過ぎるよ！」
Aの横を通り過ぎる相葉くんと翔くん
A「･･･はよーごじゃーます！」
S「え！？」
急に挨拶されてビックリする翔くん
A「おはよう！挨拶できてえらい子だね！」
S「あ･･･おはよう」
A「おい 今日はどこに行く？」
S「はっ！？え･･･あぁ〜 ど、どこでもいいけどぉ〜」
ぎこちない演技の翔くん
M「ありゃダメだ(笑)」
潤くんが苦笑しているとその後ろからにのと智くんがやって来ます
そして２人がAの後ろを歩いているとAが転んでしまいます
O「A！」
N「大野さん ダメ！」
A「ふぇっ･･･」
今にも泣きだしてしまいそうなA
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作者名：綾
| 作成日時：2013年9月23日 12時
