おつかい５ ページ20
カメラを持って出てきた潤くんはAの後ろ姿を見ながら
M「行けないかと思ったな(笑)」
N「やっぱり無理かもって思いました」
M「でもさ？赤ちゃんって言われるのが嫌なんて負けず嫌いなところもあるんだな」
A「松潤に似たんじゃないの？」
N「翔さんや潤くんに似たのかもしれませんねぇ」
M「そうかぁ？ とりあえず俺も行くわ！お前らも急げよ？」
N「そうですね！後はお願いします！相葉さん急ぎますよ！」
A「おう！」
にのと相葉くんは変装しに家に戻ります
今回 変装してもきっとAにバレてしまうだろう潤くんはカメラで記録係
他の４人は変装してAの後を追います
M「A転ぶなよ･･･」
隠れながらAの後を追う潤くん 心配で声が出ちゃってます(笑)
前を向いて歩いていたAはもう１度後ろを振り返ります
しかしそこに にのと相葉くんの姿はありません
２人の姿がない事に急に不安になったAの目には涙がどんどん溜まっていきます
A「かじゅにぃ･･･ まー･･･」
ついに目から涙がポロポロと零れて泣き出してしまいます
来た坂道を戻りはじめるA 潤くんは慌てて携帯を取り出して電話をかけます
M「Aが戻るぞ！」
N「え！？」
M「泣いて家に戻りはじめた！」
にのと相葉くんは急いで変装道具を外して外へ出ます
A「やっぱ無理だったかな？早かった？もうやめる？」
N「ここでやめさせませんよ！最後までやらせます！」
にのと相葉くんが坂道まで走って行くとAが泣いて戻ってくるのが見えます
にのと相葉くんを見つけたAは泣きながら２人を呼びます
A「がじゅにぃ〜 ま゛〜！」
にのはAを抱っこします
N「どうしたの？何で泣いちゃったの？」
A「かじゅにいっ･･･ いなーだもーー まー いなーだーもーー」
A「いなくて寂しくなっちゃった？」
涙をポロポロ零しながら頷くA
N「そっか･･･でもAお姉ちゃんでしょ？まーから大切なお手紙お願いされてるでしょ？
泣かないで行ってこなきゃダメだよ？泣いちゃったら赤ちゃんになっちゃうからね？
Aは赤ちゃんじゃないもんね？」
A「ちあう･･･」
N「うん、赤ちゃんじゃないね！だから泣かないで行けるよね？頑張れるよね？」
A「いく･･･」
A「A頑張れ！まーのお手紙よろしくね？」
相葉くんは自分の服の袖でAの涙を拭いてあげます
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作者名：綾
| 作成日時：2013年9月23日 12時
