おつかい４ ページ19
A「A？まーお願いがあるんだけど･･･」
A「んむぅ？」
相葉くんがハガキを持ってAの前にしゃがみます
A「Aパックンわかる？前にお散歩した時にまーが教えたでしょ？
お手紙パックンしてくれる赤い箱、覚えてるかな？」
A「あい！ぱっくん！」
A「ちゃんと覚えてたんだね！Aエライ！･･･でね？そのパックンにね？
このお手紙を入れて来てほしいの A行けるかな？」
A「んー？」
A「これね？まーの大事な大事なお手紙なの、A行ってくれるかな？」
A「あい！」
A「本当？行ってくれる？まーは一緒に行けないんだけど１人で行けるかな？」
相葉くんと一緒に行くと思っていたAは１人と言う相葉くんの言葉に
黙ってしまいます
N「１人で行けたらお姉ちゃんだけど Aはどうかな？」
A「おねーたん？」
N「そうだよ？１人で行ける子はお姉ちゃんなんだよ？Aはお姉ちゃんかな？」
隣で聞いていたにのが最近Aが使いたがる「お姉ちゃん」という言葉を使うと
Aはにのの方を見ます
N「お姉ちゃんはね？１人でお手紙パックンに出しに行けちゃうんだよ？」
A「おねーたん･･･」
M「Aはまだ赤ちゃんかな？」
A「ちあうもん･･･Aおねーたんだもん」
キッチンから「赤ちゃん？」って聞く潤くんに首を振るA
A「A？お願いできるかな？」
相葉くんが差し出したハガキをじっと見つめていたA
A「ん！いくぅよ！」
Aは相葉くんからハガキを受け取ってソファーから下ります
A「本当！？Aお姉ちゃんだね！まー助かっちゃった！」
M「A頑張って行っておいで！玉子焼きちゃんと焼いておくからな？」
N「じゃあ靴履いて お外行こうな？」
Aの気が変わらない内に 外へと連れて行くにのと相葉くん
A「A気をつけて行って来て！」
N「ハガキ落とさないようにするんだぞ？」
A「あい！」
家の前の坂道までにのと相葉くんがついて行って見送ります
すぐに後ろを振り返り大きな声で叫ぶA
A「かじゅにぃー！まー！」
N「Aちゃんと前見て！転ぶよ！」
A「大丈夫！Aなら行けるよ！」
A「あーい！」
やっと前を見て歩き出したA
カメラを持った潤くんも家から出てきます
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作者名：綾
| 作成日時：2013年9月23日 12時
