ミニトマト２ ページ2
リビングでミニトマトのヘタを取るという潤くんのお手伝いをしているA
O「A トマトを左手で持って右手でヘタをクルッと回してごらん？」
A「んむぅー」
大野さんに教えてもらいながら一生懸命ヘタを取るA
A「でちた！」
O「おお上手だな〜！ ほれAあーん？上手に取れたご褒美だぞ？」
A「あー」
ヘタを上手に取れたAの口にミニトマトを入れてあげる大野さん
その様子をキッチンから見ていた潤くん
M「あれ？ご飯前にミニトマト食べてるのは誰かな？」
O「誰も食べてないよな？」
A「ない！」
大野さんとAは顔を見合わせて「ないない」って首を振ります
M「そうかぁ？食べたように見えたけどな？(笑)」
A「しゃと！しゃと あーちた！」
O「Aきたねぇ！おいらを売ったな！(笑)」
M「ははは！ヘタ取れたらこっちに持ってきて？サラダも盛り付けるから」
Aがミニトマトを持って行くと千切ったレタスの上に切ったキュウリ
コーン 炒めたベーコン そしてミニトマトを潤くんが盛り付けてサラダの完成
かき揚げをのっけたうどんも出来上がり 潤くんがテーブルに運びます
M「よし食べよう！」
A「ちゅるちゅる！」
O「まだあっちぃから ふーふーしような？」
潤くんが小さなお椀にうどんを入れて短く切り 大野さんが冷ましてから
Aの前にうどんを置きます
MO「いただきます！」
A「たーきましゅ！」
O「んまい！」
A「おーしい！」
M「そりゃよかった(笑)」
うどんを食べながらミニトマトを手で取って口に入れるA
M「A手じゃなくてスプーンで取りな？」
A「んむぅ･･･」
O「滑るから取りにくいか？」
大野さんが自分のサラダから箸でミニトマトを挟んでAの口に入れてあげます
A「おーしい！」
大野さんに口に入れてもらったミニトマトを食べて また自分のサラダから
ミニトマトをスプーンで取って口に入れるA
M「ホントにミニトマト好きだな(笑)」
O「Aの皿 トマトもうあと１個しかないぞ？」
A「んむぅ･･･ない！」
それを見た潤くんはわざと驚いたようにAに言います
M「A？窓見てみ？トトロ来てないか？トトロが見えたぞ！？」
A「ととお！？」
Aが勢いよく振り返って窓を見ている内に自分のサラダからミニトマトを取り
Aのサラダに１個入れてあげる潤くん
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作者名：綾
| 作成日時：2013年9月23日 12時
