ミニトマト ページ1
M「さて、夕飯の準備でもするか」
ある日の夕方 リビングでAと大野さんがぬいぐるみ並べて遊んでいると
ソファーで本を読んでいた潤くんが本を閉じて立ち上がります
O「今日の夕飯なぁに？」
M「そうだな 何にしようかな？何かリクエストある？」
O「ん〜 おいら温かいのがいいなぁ」
M「温かいの？･･･うどんとか？」
O「おお！うどんいいねぇ〜」
M「かき揚げも作ろうか？野菜いっぱいのやつ！」
潤くんは「よしっ！」とパンっと手を叩いてキッチンへ向かいます
O「A 夕飯うどんだってさ！楽しみだね〜」
A「ん？」
O「白いちゅるちゅるだよ？」
A「ちゅるちゅる！」
Aはぬいぐるみを置いて立ち上がりキッチンへ走って行きます
そんなAを大野さんは慌てて追いかけます
Aはキッチンで冷蔵庫を開けて野菜を取り出していた潤くんの元へ
A「じゅー！ちゅるちゅる！」
M「作ってあげるから Aは出来るまであっちでさとと待ってな？」
O「ほらA まだだからあっちで待ってよ？」
A「やーの！」
Aの後を追いかけてきた大野さんがAの手を引いてキッチンを出ようとしますが
Aは潤くんの傍を離れようとしません
M「今から油使うから ここにいたら危ないぞ？」
A「やうの！」
M「ん？やる？ Aお手伝いしてくれるの？」
A「あい！」
M「お手伝いは嬉しいんだけどなー」
O「何かやれるのある？」
潤くんはもう１度冷蔵庫を開けてミニトマトのパックを取り出します
M「じゃあ このミニトマトの上についてる緑のヘタ取ってもらおうかな？」
A「あい！とう！」
M「A上手に出来るかな？サラダに使うからお願いね？」
潤くんはパックからミニトマトを出し ザルに入れてAに渡します
M「Aここは危ないからリビングのテーブルでやってな？」
A「あい！」
O「よし Aリビング行こう！」
Aはザルを抱えて大野さんとリビングへ
潤くんはキッチンから２人の様子を見ながらかき揚げを作ります
O「お手伝いしたいなんて Aも女の子やな〜(笑)」
M「いい奥さんになるよ(笑)」
O「嫁になんてやらん！Aはおいらの嫁になるもんね？」
A「よね？」
O「よね･･･どこのバーさんだ(笑)」
M「リーダーはよねさんを奥さんにしなよ 俺がA奥さんにするから(笑)」
O「たとえ松潤でもAはやらん！」
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作者名：綾
| 作成日時：2013年9月23日 12時
