どれにする？5 ページ30
和「A １個だけって約束したでしょ？」
A「あい！」
和「じゃ、その手の中のは何？」
テーブルに広げたラムネを１個だけ口にいれたA
残りは元に戻さず、手に握りしめています
和「それ、全部食べたらケーキ食べれないよ？いいの？」
A「んーん！」
ラムネを握りしめて『ないっ！』と首を振るA
和「無くないでしょ、そのラムネどうするの？」
雅「A、これに入れて？ね？」
A「やっ！ちあう！」
相葉くんが入れ物を見せて『入れて？』と言っても
『やっ！』と首を横に振るA
和「何が違うの？違くないでしょ？」
A「しゃと！」
智「ん？俺？」
ラムネを握りしめたまま智くんの元へ走っていくA
A「こえ、しゃとの！」
智「俺の？」
A「ん！」
握りしめたラムネを１個、智くんの手にのせるA
智「食べていいの？」
A「どーじょ！しょーも！」
翔「俺にもくれるの？」
A「ん！」
翔「ありがとう」
翔くんの手にも１個、ラムネをのせるA
A「まーも！」
雅「まーにもくれるの？嬉しいなぁ！」
A「どじょ！」
雅「ん！美味しい！」
A「かじゅにぃも！」
和「ん、ありがと」
全員にラムネを配り終わると残りを入れ物に戻したA
和「･･･ウチの子、出来過ぎじゃない？(笑)」
翔「誰も教えてないのにね？」
和「育ててる人が立派なんだな！誰の子だ！･･･俺だ！(笑)」
雅「ニノ、Aを見習ったら？(笑)」
智「そうだそうだ！お年玉配れ！」
和「ん、銀行に行って来る･･･」
翔「今から！？もうコンサート始まるけど！？」
和「相葉さん、俺の分も踊っといて？」
雅「無理だよ！自分のだけでも精一杯なのにー！」
和「そっか、残念だな･･･ お年玉配りたかったのに･･･
でもしょうがないよね、俺の代わりはいないから･･･」
『残念だ』と言いながらニヤニヤする二宮さん
マ「ケーキ、用意できました」
和「あ、ケーキだって ･･･そうだ、A？ケーキが残ったら
お年玉くれたお兄ちゃん達にケーキあげに行こうか？」
A「あい！」
翔「ニノ お前、それで済ます気だろ(笑)」
和「え？まさか(笑)」
『じゃ、行きますか』と
コンサート前の恒例、みんなでケーキを食べましょう♪
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作者名：綾
| 作成日時：2015年11月27日 20時
