報告と挨拶回り ページ8
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皆と一通り話して家に帰ると、良い時間になった
今夜はお母さんが腕によりをかけてくれた。
なんったって長女が帰ってきて、長男も無事に下忍になれたんだから。
シバが寝てから、あたしは両親にこれまであったことを一つ一つ話していった
砂でのことも、包み隠さず話した。
シバには、近いうちにあたしのことを話すそうだ。
元々、シバが下忍になったら話すと決めていたらしい。
血がつながってないかも…なんて、シバは考えたことないんだろうな…
そんな人にこんな衝撃的な話をするのは、少し怖い。
シバのことだから私のこと嫌いになるとかないだろうけど、それでも怖いものは怖いのだ。
翌日から、あたしは昔お世話になっていた人達の元を回った
はじめに、ヒナタやシカマルの家に行った。
サスケのところにも行ったけど、昔よりもピリピリしているサスケはあたしを寄せ付けてはくれなかった
…会話はしてくれたけど。あと、お土産、地味に喜んでいたのをあたしは知っている
久々に会ったヒナタは抱きつきたくなるほど可愛かった。
あたしが帰ってきたことを純粋に喜んでくれて、一緒に体術の修行をした
「カエデちゃん、昔もかっこよかったけど、もっとカッコよくなった」
そう言って微笑むヒナタは可愛かった
シカマルのところに行けば、シカクさんが山に入れてくれた。
数年ぶりの奈良家のシカ達との交流は、上手いこと行かなかったけど…子供の頃ほど拒絶はされなかった
シカ達からしたら、「お前、会いに来んのが遅えーんだよ」みたいなことだろうと思っとく。うん。
「お前、まだ不器用なのな」
シカマルはそう言って久しぶりにあたしの髪を結ってくれた。
「これでもあたし、ポニーテールはできるようになった」
そう抗議したものの、シカマルは久しぶりにやったはずなのに昔より完成度高くて、抗議にならなかった
どうせ班分かれるだろうから、シカマルに結ってもらうことも少なくなるんだろうな、と思うと少し寂しかった
もちろん、忘れずにイルカ先生の元へも行った。
イルカ先生は記憶とほぼ変わってなくて、少し貫禄出てきたかなくらいだった。
頭をなでて再開を喜んでくれる先生に、あたしは少しばかり甘えた
。
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ミナ(プロフ) - 初コメ失礼します。こういった小説はなかなかないので続きが楽しみです！作者様がよければ作成再開お願いできませんか？あと一つ質問なんですが黄道十二門の星霊ってFAIRYTAILっていう作品からのものでしょうか？ (2022年11月20日 20時) (
レス) @page22 id: 28884c644a (このIDを非表示/違反報告)
みこ - 初コメ失礼します貴方様の作品とても面白かったです!これからも応援しています! (2021年9月26日 22時) (レス) @page17 id: 173121a55e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あき | 作成日時：2021年3月17日 1時
