はつかおあわせ ページ22
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初耳の情報に、あたしは固まってしまった。
だって、前回契約したときはあたししか入れなかったし……どゆこと？？
「主様はすでに私と契約されているので、私の権限で主様と数名は森に移動させることができます」
「空間忍術…みたいなもの？」
「そう考えていただくのが妥当かと」
「じゃあ、俺らも森に行けるのか！！契約するとこ見れるのか！！」
二人は話についていけているが、あたしは新事実の衝撃が強く、一歩遅れていた
あたし抜きで話は進み、アリエルの力で三人で森ヘ行き、そのまま二匹と契約することになった
「到着致しました。」
アリエルについていき、森へと到着してすぐ見えたのは、巨木。
前回のように走る必要はないらしい。安心だ。
「うっわぁ、すっげ、この森、めっちゃきれーだな！」
「ただ、向こうの方は明るい…ここは夜のようなのに…」
「あたしも来たとき驚いた。こんな場所があるのかって。」
「私達の存在は特殊なんです。そのため、私達が存在するこの森も特殊だと考えていただければ…」
そんな会話を繰り広げながら奥へと進んでいくと、レオとジェミニたちが人の姿で現れた
「レオ！ジェミニ！久しぶりだね」
「お前が最近俺らを口寄せしねーからだろ」
「そもそも口寄せするほどの任務ないし、風遁の修行ばっかりしてたからね…
………って、二人ともどうしたの…？」
レオとジェミニを見て、ぽかんとする二人。
…あれ、レオとジェミニに会わせたこと…なかったっけ？？
「耳生えた…人？」
「人獣だよ。耳は人間にもあるでしょ。あれは…ライオンの耳…。それくらいわかりなよね…」
いつもの賑やかさがないシバと、ツッコミにも貶しにも覇気がないレイが、ものすごく驚いているということを知らせてくれる。
……うん、ごめんて。会わせてるもんだと思ったんだよ。
ってか、今はそんなことしてる場合じゃないんだよな
早く契約して、今回の任務に戻らなければ。
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続く
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ミナ(プロフ) - 初コメ失礼します。こういった小説はなかなかないので続きが楽しみです！作者様がよければ作成再開お願いできませんか？あと一つ質問なんですが黄道十二門の星霊ってFAIRYTAILっていう作品からのものでしょうか？ (2022年11月20日 20時) (
レス) @page22 id: 28884c644a (このIDを非表示/違反報告)
みこ - 初コメ失礼します貴方様の作品とても面白かったです!これからも応援しています! (2021年9月26日 22時) (レス) @page17 id: 173121a55e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あき | 作成日時：2021年3月17日 1時
