課題正解を導く ページ15
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私の課題、疑問が多くあるものだった
この課題で何を測るのかはよくわからんが、課題だからと考えてみる。
あんな綺麗な顔をした人を見たら忘れることはないと思う。
と言うか、一日中、彼女の性別について悩んでいそうだ。
イケメン女子とか好物でしかないし、印象強く残ってそうなものなのに、一切覚えていない。
あたしが木ノ葉に居た時まだ先生は上忍じゃなかったかも知れない。
それに、もしアカデミー入学前とかだったら流石に覚えているわけない。
赤ん坊の頃会いましたとか言われたら終わりだ。
幼児期健忘がないとでも思われているのだろうか？
残念ながらあたしはそんな特殊な人間じゃない。
いや、前世の記憶思い出すのは特殊か…
いくら考えても出てこない答えに、ギブアップしたい…と切に願った
まぁ、願った所でどうにかなるわけでもなし…考え続けるしかないんだけど。
家に帰っても、ベットに入っても答えは出ずに、あたしは悩みに悩んだ
この夜、あたしはこの世界で始めてオールした
いやぁ、すごい、子供の体ってすごい。
オールしても肌の調子変わんないし、全然元気。
あ、全然って言葉に元気って単語はつかないんだっけか、いや、そんなのはどうでもいい。
とにかく、子供の体ってすごいのだ。
俗に言う深夜テンションなるものに入っているような気もするけど、そんなことは気にしない気にしない。
鏡を見ても隈はない。子供の体ってすごい。
こんな感じでテンションが上ったままでシバと家を出て、道中でレイにあったから一緒に今日の集合場所に行けば、レン先生はもう既に来ていた
「…では、答えを聞かせてもらおう」
「「「……」」」
三人とも、それぞれ嫌そうな顔をして、レイ先生を見た
二人の課題は知らないけど、あたしと同じように相当頭を悩ませる問題だったんだろうな…と思う。
レン先生はあたしたちの反応を見て、誰一人答えが出ていないとわかったのか、小さく溜息を吐いてあたしたちに背を向けた
短くも綺麗な焦げ茶の髪が風になびくその姿。
男性にしては小柄で、女性にしては筋肉質な背中。
そしてその、佇まい……
あたしの中で、全てのパーツが綺麗に揃った、そんな気がした
「キヌ…さん？」
レン先生はゆっくり顔だけこちらを向けて
「一人目、合格」
そういった。
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ミナ(プロフ) - 初コメ失礼します。こういった小説はなかなかないので続きが楽しみです！作者様がよければ作成再開お願いできませんか？あと一つ質問なんですが黄道十二門の星霊ってFAIRYTAILっていう作品からのものでしょうか？ (2022年11月20日 20時) (
レス) @page22 id: 28884c644a (このIDを非表示/違反報告)
みこ - 初コメ失礼します貴方様の作品とても面白かったです!これからも応援しています! (2021年9月26日 22時) (レス) @page17 id: 173121a55e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あき | 作成日時：2021年3月17日 1時
