皆で考察 ページ48
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「あ、カエデ、おかえり〜」
「サスケが荒れてっけど…なんかあったのか？」
「ちょっとカエデ！サスケくんと何があったのよ！！」
皆のもとに戻ると、そこにはアスマ班メンバーも居て、原作メンバー勢揃いやな、と少し感動。
「なんかさ、次サスケと戦いますって先生に言いに行ったら、私火影様の所行かないといけないらしくてなくなったんだよね、はは、」
「サスケくんと戦う予定だったの！？何その美味しい展開！！」
「いやそこじゃねーだろ。大事なの火影様だろ。」
「火影様に呼ばれたって…ﾓｸﾞﾓｸﾞ、カエデ何かしたの？ﾓｸﾞﾓｸﾞ」
びっくりするくらいサスケのことばっかなイノに、冷静に突っ込むシカマル。
どこから出てきたのかわからないスナック菓子をもぐもぐと食べながら質問してくるチョウジ。
本当に三者三様過ぎて笑ってしまう。
「カエデちゃん、…その、何かあったら言ってね、私じゃ、頼りにならないかもだけど、その…」
「あはは、ありがとね、ヒナタ。でもシバやナルトじゃないし、怒られるわけでもないだろうから平気だよ？」
「確かに、カエデが怒られる気はしないわね」
「じゃあなんで呼ばれてんだ？？」
キバの質問に、その場にいる全員が頭をひねる。
ううーん、やっぱり旅でろ〜的なのしか考えられん。
「カエデに、シバのこと叱ってくれーとか…？ﾓｸﾞﾓｸﾞ」
「…無くはないが、可能性は低いだろう。なぜなら、火影様直々に言うほどのことではないからだ。」
「単に、今俺らの学年で一番優秀なやつから話が聞きたいとかじゃねーのか？…わざわざ呼び出す意味はわかんねーけど」
「一番優秀ったって、他にもたくさん候補はいるでしょう？」
「じ、じゃあ、なんで呼ばれたんだろう…」
ヒナタのつぶやきに、皆が黙り込む。
いくら考えても、七人の頭脳を持ってしても、答えは出ない。
「お〜いカエデ…って、お前ら何考えてるんだ？」
「あ、イルカ先生。」
皆仲良く頭をひねっていると、仕事を次の先生にバトンタッチしたイルカ先生が私を呼びに来た。
「私が呼ばれた理由なんだろうねって話てたんですよ。」
「ああ。そうだったのか…まあ、行けば分かるさ。さ、行くぞ！」
優しい笑顔でそう言われたら嫌がる素振りなんて見せられず。
とりあえず皆に手を振ってイルカ先生と共に火影邸を目指した。
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作者名：あき | 作成日時：2020年4月8日 16時
