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お母さん ページ37

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「…そういえば、ヨシノさんは母とお知り合いなんですか?」



 ご飯も済ませ、いまシカマルは入浴中。


 せっかくなのでシカマルのお母さん…もとい、ヨシノさんと談笑しているときに、ふと思ったことを質問した。




「知り合いも何も、サキとは同期なんだよ」

「え、お母さんと同期!?」



 思わず叫んだ私を見てヨシノさんは、はっはっは!と笑う



「そんなに驚くことでもないよ…サキとはね、忍者学校時代からの悪友みたいなものだから」

「そう…だったんですね…」



 ヨシノさんのイメージは、明るくてしっかり者のお母さん。

 私のお母さんのイメージは、優しくて癒し系のお母さん。



 …正直、一緒に居るところが想像付かない……


 でも、会ったときに私の髪を見て私が誰かが分かっていたのは、きっとお母さん同士で話すことがあったからなのか、と少し納得した。



「それにしても…カエデちゃんも随分と大人っぽいねえ…シカマルも人のこと言えないけど。」

「え…そう、ですかね?」



 確かに、私がシカマルとよく一緒にいるのは、お互い歳に似合わず精神年齢が高いからかもしれない。



「まだ7歳でしょ?この歳から大人に敬語使うなんて…サキがしっかり教育してるのかねぇ…」



 あの自由人がねぇ…、なんて言いながら頭を撫でてくれるヨシノさん。



 頭を撫でられるのが心地よくて、目を細める。



「ふふ、子供らしいところもあるんじゃない」




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設定タグ:原作沿い , ナルト , 転生   
作品ジャンル:ファンタジー
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作者名:あき | 作成日時:2020年4月8日 16時

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