ホワイトデー〜10人それぞれの物語〜BESTver

雄也ver ページ9

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雄也side





あれから数十分…





雄｢…あーっ！！


くそーっ……｣





こんなにも下手だったっけ…


と、自分でも思うほどなかなかとれなかった





『もういいよ…？



ホントに、気持ちだけでも十分なんだから…


ね…？』





雄｢これで最後！！！


頼む―…｣





最後の一回に想いをこめてラスト





雄｢……よっしゃーっ！！！


取れた―！！｣





『ホントだ―！！


雄也くん、すごーい！！』





取りだし口からクマを取り出しAに渡す





『ありがとう！！』





雄｢いや…//


てか、ホントにそれでいいのか…？｣





『いいの！！


雄也くんがこんなに頑張ってくれたんだもん！！


大事にするね？』





雄｢おぅ…//


あ、そろそろ帰らないといけないよな？｣





『あ、うん…


早いね…？もうこんな時間か…』





そんなことを言いながら少しさみしそうな顔をするA





雄｢最後に、プリクラ撮って帰ろうぜ！！｣





『うん！


そうだね！！』





雄｢どれにする？｣





『雄也くんが決めていいよ？』





雄｢今日は、ホワイトデーでしょ？


今日はAの決めたことに従います！(笑)｣





『なにそれ(笑)


じゃあ、これ！！』





雄｢了解です！｣





俺たちはAの選んだプリクラ機に入った





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