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‥
華「……ひっく、ひっく」
榻「これはどういう事だね！？
説明願おうか王賁殿！なぜその娘がそこに居る！」
賁「……。」
_____…最低だ。
私の配慮が足りなかった。
そもそも、ここに同席したのが
間違いだった。
‥
‥…
ー数分前ー
私と王賁様の先程のやり取りを見ていた李華様
我慢の限界に達したのか、
突然両手で顔を塞いで泣き出してしまった。
それを目の当たりにして
おろおろとうろたえる私。
泣いた李華様を
睨み付ける様な、厳しい視線で見据える王賁様。
優しいお声を掛けて下されば良いのに…
王賁様はそういった気遣いは出来ないようで
ああ、こんな時に蒙恬様なら…
そんな事を思っていると
泣き声を聞いて駆け付けたのか
一人の男性が、勢いよく部屋へ入ってきた。
？「李華よ…、一体どうしたのだ！？」
華「……お祖父様…ひっく」
お祖父様と呼ばれた男性は
若様達とお話している筈である李榻様だった。
李榻様は泣いている李華様を慰めながら
こちらを見て、顔を歪ませた。
私を鬼の形相で睨み付けた後
王賁様にこの場の状況に付いて問いただす。
榻「…答えぬか！王賁殿！！
何故この娘がここに居て、私の可愛い華が
泣いておるのだッ！？」
賁「………。」
終始無言を貫き通す王賁様
その沈黙が、李榻様の怒りを煽る。
そして、その怒りの矛先が
今度は私に向けられた。
榻「貴様………蒙家の次は、王家か。
どこまで私の邪魔をすれば気が済むのだッ！！」
私の側へ詰め寄りながら、
もう我慢ならぬと拳を振り上げた李榻様。
殴られる……！！
ギュッと目を閉じて、衝撃を覚悟した。
…
……、
けれど、いつまで経ってもその衝撃が来ない。
恐る恐る目を開くと‥
蒙恬様が私を庇うように
立ち塞がって李榻様の拳を制していた。
「も、蒙恬様……！」
榻「………っ！」
恬「うちのAが、何か失礼を？」
それは、今まで聞いた事が無い程
冷たく低い声で…
顔は見えないけれど、蒙恬様怒ってる…？
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花奏 - え、や、は、も、え、、、、。最高すぎる話です…。。李華様可愛いし…。てか絵上手すぎるうう！！ほんとになにもかも最高です！！ご馳走です！！よければ続きお願いします！！いつまででも気長に待つので！！応援してます！！！ (2021年10月16日 18時) (
レス) @page47 id: 62247007d8 (このIDを非表示/違反報告)
高木 - 続き見たい蒙恬大好きなので嬉しいですこの話好きです (2021年10月10日 8時) (レス) @page47 id: 1b00569172 (このIDを非表示/違反報告)
宮女 - 絵うますぎ (2021年9月23日 6時) (レス) @page47 id: 1b00569172 (このIDを非表示/違反報告)
水面 - 大好きな蒙恬、王賁から愛されるヒロイン、とても素敵です！読んでいて幸せな気持ちになりました！！是非是非、続きを描いてください！楽しみにしております！！ (2020年5月23日 10時) (レス) id: e5123298f1 (このIDを非表示/違反報告)
miiiiih - とても素敵なお話でした！続き待っています！ (2020年4月28日 23時) (レス) id: ed14337de3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ほたて | 作成日時：2017年5月29日 0時
