23話 ページ24
〜一方その頃浅草では〜
Aside
『行ってきま〜す！』
焜炉｢あぁ。気をつけてな。｣
『ﾑ､もう子供じゃないから大丈夫だし。』
焜炉｢ﾌｯそうだったな。行ってらっしゃい｣
『うん！』
焜炉と別れ、私が向かった先は……
そこには、一本の大きな大木がたっていた。
『梅ばぁちゃん……(元気でやってますか？)』
Aはその大木の下にちょっとした花束を置いて呟いた。
そして大木を見上げ、数秒ぼーっとしていた。
｢あら？来てたのかい、Aちゃん。｣
誰かに名を呼ばれ、Aは声のする方へ振り向いた。
『？……あっ！こと姉さん！！お久しぶりです。』
こと「ふふ。今日もばぁちゃんのことでここに？」
『はい。……それと、こと姉さんのいちご大福を買いに！！ここのやつ1番好きなんです！』
この人は神田琴さん。……亡くなった梅ばぁちゃんのお孫さんである。そして、梅ばぁちゃんが亡くなってから私を引き取ってくれた人だ。
今はこの大木の横でいちご大福専門店を営んでいる。私の大好きな店だ。(アーサーの言っていた店)
こと「あら！嬉しいこと言ってくれるわね。おまけで抹茶いちご大福、入れとくわ。試作品だから感想今度聞かせてね。｣
Aはいちご大福がたくさん入った風呂敷を貰い、目を輝けた。
『マジ！！ありがとう！！』
こと「いえいえ。いつも美味しそうに食べてくれるから嬉しいわ〜。これから雷門に行くの？」
『うん！あそこの掃除は私の日課だからね〜』
こと「ふふ。そうね、初めて紅丸ちゃんと会ったところだものね。」
『そうそう！私の思い出の場所でちょー大切な場所！！じゃあ、行ってくるね。』
こと「また来てね〜。」
『もちろんだよ〜。』
Aは雷門へと歩みを進めた。
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ノア - 唯一無三wパワーワードやん（） (2020年11月19日 12時) (
レス) id: 446b9f453e (このIDを非表示/違反報告)
琥珀 - 続きが気になります。 頑張って下さい。 (2020年11月4日 8時) (レス) id: 8685377221 (このIDを非表示/違反報告)
りなはむ(プロフ) - 月宮団子さん» わざわざ対応ありがとうございます！これからも楽しませていただきますね！ (2020年6月1日 2時) (レス) id: bb03d33038 (このIDを非表示/違反報告)
月宮団子(プロフ) - りなはむさん» 教えてくださりありがとうございます。また、不具合があったらおしえてください！！ (2020年5月31日 9時) (レス) id: df3d955625 (このIDを非表示/違反報告)
月宮団子(プロフ) - パンダ子パンダさん» ありがとうございます！！返信遅くなってしまいすいません。 (2020年5月31日 9時) (レス) id: df3d955625 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ロア | 作成日時：2020年4月30日 10時
