運命の恋を知りました【中川圭太】 (ページ22)

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不安になるページ22

6月もそろそろ終わりが近づいてきた頃

あれだけ毎日のように連絡を取りあっていた中川くんからの連絡が、急に途絶えた。

最初は忙しいのかもと思ったが、もう連絡が来なくなってから5日もたっている。

メッセージアプリには既読すらつかず、私からの一方的なメッセージになんだか切なくなる。

『しつこかったかな？もしかして嫌になったのかも…』

そんな考えも頭をよぎり不安になる。
彼女でもないのに、さすがに重すぎるよね…

中川くんがそんな人ではないと頭ではわかっていても、元カレのこともあり、男の人を信じきれていないところもある。

『ほんとに、どうしたんだろう…』

若月さんに聞いてみる？…いや、でもそれはさすがに先輩にも、迷惑だよね。

中川くんからの連絡がないことに、こんなに不安になるなんて…

佳奈に相談してみようかな…？

そんな時だった、メッセージアプリに通知が入る。その通知になんだか嫌な予感がする。

『若月さん……？』