【刀剣乱舞】胃袋で乗っとります。

参ります!!その10 ページ16

清「ヤバい美味しい、この上の白いのも甘くて美味しいけど周りの黒いのがほろ苦くてお互いを高めあってる、どうしよ、匙が止まらない、太ったらどうしよ、咲良助けて」


『傷も完治に近いですし、後で素振りでもしてカロリー消費しては？』

清「そうしよっかな」

そう言いながら清光はアイスで固めた柔らかめのコーヒーゼリーをまた一口自分の口に運んだ。

今二人がいるのは都内の喫茶店、桜花の曾祖母との用事を済ませ、ひと息ついているのである。

清「でもホント不思議、普通俺達って手入れ無しじゃ治らないのに」

『人のように治療はしないんですか？』

運ばれてきたケーキセットのミルクティーを飲みながら桜花は聞いた。

清「あのね咲良、俺達刀剣、刀だよ？だから普通は資材を使った手入れが必要なんだ」

『鍛刀などと似た感じなんですね』

清「そーゆーこと、って！咲良が頼んだその赤いのも美味しそー！ちょっとくれる？俺の【ぜりい】分けるからさー」

『ええ、イチゴタルト半分に切り分けますね』



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一方、本丸内で連絡を待っていたまどかはスマホが鳴ると同時に通話ボタンを押した。

まどか「もしもし？あんたちゃんと命令通りに…は!?失敗したぁ!?若い男に…チッ！この役立たず!!」

そう言いながらまどかはスマホを床に投げつけた。

まどか「まさか失敗するなんて…清光のヤツ、生意気なのよ…！あ、そぉだぁ♪いいこと思いついちゃったぁ♪」

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