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A:学祭って来週だったよね?
家に帰って部屋着に着替えると届いた
Aさんからのメッセージ。
廉:せやで、来てくれるんやろ?
って返信したのになかなか返ってこーへんし
明日は日曜日って言うのにAさんが
今日の夜も明日も予定があるって言うから我慢してんのに
連絡すらとれへんって寂しすぎて無理。
廉:おーい
廉:何してんのー
廉:学祭の日予定入ったとか無しやで?
肌身離さず持っていた携帯もシャワーの間は
流石にソファの上に置いて行った。
A:ごめん仕事入っちゃって
A:午後から行くね
俺の最初の返信から5時間後。
やっと返ってきたメッセージは寂しかった分
どことなく素っ気なく感じて、
電話をかけたけど当たり前のように無視された。
やっぱ、会いたいのも声聞きたいのも
俺ばっかりなんかな。
A:電話ごめんね、友達と居るから
廉:明日会いたい
A:明日は予定あるって言ったでしょ
廉:なら今会いたい
A:今も友達といるんだよ
廉:友達って男?
面倒臭いって分かってる、女々しいって分かってる。
けどこのメッセージは無視せんといてや‥
A:女子会だよ
メッセージに加えて写真が添付されていて
そこには楽しそうに笑うAさんと彼女の友達が数人写っていた。
余計会いたくなったけど、
こういう優しさがまた好きを溢れださせる。
廉:Aさん可愛い
廉:あんま飲みすぎんよーに
廉:おやすみなさい
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作者名:みょん氏 | 作成日時:2019年10月19日 15時