- 24 . ページ24
24
｢廉！｣
まずくもうまくもない飯を食べに学食へ
ジンとやってくると、優太の声がして顔を上げた。
すると、そこには俺を見つけて
ちぎれそうなくらい大きく腕を振る優太と
それを見て笑う紫耀がいて俺も相変わらずの空気感に笑えた。
｢なに？｣
｢明後日！サークルの飲み会あっから来いよ！｣
｢はー？またぁ！？｣
ついこの間、親睦会って名目でBBQやったばっかりで
集まりが好きな先輩が多いから結構だるなってきた。
ここまでくると、もうただの飲みサーやん。
｢結構卒業した先輩とか来るらしくて、就職の話とか聞けるらしいけど。どうする？｣
卒業した先輩、って聞いて思い出すのはリョウマ先輩のことで
ってことは‥‥‥なんてありえへんけど、
｢まあ一応、行くわ｣
｢分かった！んじゃまたその日にな！神宮寺もまたな！｣
軽く手を挙げた紫耀に俺も同じように返してその場を離れた。
Aさんに会えなくなってから
明後日で丁度二週間、とかか。
なんかもっとずっと長いように感じている。
｢今日廉の好きなカレー安い日だよ｣
｢あぁ、本間やん｣
頼んだカレーはやっぱりまずくもうまくもなくて
Aさんの手料理が恋しくなるだけやった。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 698人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「King&Prince」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
きゅん(プロフ) - このお話の廉くん可愛すぎます！廉くんがブンブンしっぽ振ってるのが想像できて、それを考えてはニヤニヤとしています！いつも素敵な作品をありがとうございます！更新頑張ってください！ (2019年10月14日 1時) (
レス) id: 024a42f5a5 (このIDを非表示/違反報告)
初子(プロフ) - 面白いです、更新楽しみにしてます！ (2019年10月14日 0時) (レス) id: e87bce962c (このIDを非表示/違反報告)
みょん氏(プロフ) - さちままさん» コメントありがとうございます！更新遅い方ですがなるべく毎日更新はしたいので待っていて下さると嬉しいです！ (2019年10月12日 22時) (レス) id: 3e1e1a76ac (このIDを非表示/違反報告)
さちまま(プロフ) - このお話の展開が楽しみです。更新待ってます。 (2019年10月12日 17時) (レス) id: 8b1ec69824 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：みょん氏
| 作成日時：2019年10月12日 14時
