撃たれた銃弾 9発目 ページ10
視点なし
相澤「あ、おい！」
何故か必死な相澤の声が職員室に響く。
だが其の制止の声も聞かずに彼女は出て行った。
相澤は椅子に座り直して深いため息を吐く。
ミ「彼女、大丈夫なの？」
沈黙だった職員室の中、Aを心配するミッドナイトの声が響く。
相澤「俺にはわかりませんよ」
呆れたような声の相澤
プ「イレイザー、なんでハッキリ止めなかった？」
相澤「……其れもわからない。
俺は教師でありヒーローだ。
彼奴の自 殺行為をやめさせるべきなんだろうが…」
相澤は言葉を止めて天井を見上げる。
相澤自身、自分の言ったことが不思議なのだ。
相澤「この世に生きる価値なんてない、この酸化した世界は生き辛いだけ……」
オールマイト「相澤君！？」
相澤「俺の言葉じゃないですよ、透我のです。
朝、高層マンションから飛び降りようとしていた所を助けた際、そう云われました。」
朝の出来事を軽く話して、また天井を見上げる。
オールマイト「うーん」
天井を見上げる相澤に対して、床を見て考え込むオールマイト。
相澤「どうしたんです？」
オールマイト「昔、何処かで透我少女を見た気がするんだけどね、思い出せないんだ」
……おそらく、彼女がポートマフィアにいた時代、
"女郎蜘蛛"と恐れられた時の話だろう。
彼女はその時ヨコハマ以外での仕事も請け負っていたのだから。
気のせいかと言いながら笑うオールマイト。
オールマイト「透我少女は目が特徴的だから忘れられないしね！」
そう言い放つオールマイト。
相澤(目……彼奴の目……)
そう云われて相澤は彼女の違和感を思い出した。
相澤(あの時、彼奴は誰を見ていた？)
募る疑問、其れが解決されるのは何時だろうか？
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紫苑 - 続き楽しみです！！！滅茶苦茶文才に溢れてる、、、控え目に言って神作品✨ (2022年11月24日 17時) (
レス) @page39 id: d352e91313 (このIDを非表示/違反報告)
サラ(プロフ) - 続き楽しみです！！！！！！！！！！ (2022年9月8日 15時) (レス) id: 0407d7412e (このIDを非表示/違反報告)
こころ - 初コメ失礼します！続き正座待機してます！ (2022年8月16日 14時) (レス) id: fa05d75225 (このIDを非表示/違反報告)
佐久 - 咲良さん» はい！頑張ります！ (2022年8月14日 21時) (レス) id: d3a191d3aa (このIDを非表示/違反報告)
佐久 - 七巳流さん» それは良かったです！今後ともよろしくお願いします！ (2022年8月14日 21時) (レス) id: d3a191d3aa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：佐久 | 作成日時：2022年8月5日 17時
