銃弾 8発目 ページ9
A視点
さて、今日から学校だ。
途中相澤先生に自 殺してるところを助けられたけど気にしない気にしない←
校門をくぐりクラス表を見る。
僕のクラスは……C組か。
さて、これから三年間を過ごしていこう。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿
そして放課後。
なに？早いって？
だって仕方ないじゃん。
クラスではボッチだし入学式は寝てたし。
特に云うことがないんだよ！
先生「あと、透我はこの後職員室なー」
嗚呼、糞。
早く帰りたいのに。
途中迷いながらも職員室に着いた。
コン
コン
コン
『失礼します』
これこそ優等生(笑)の本質だ。
相澤「来たか」
『……相澤先生が僕を呼んだんですか？』
相澤「嗚呼」
絶対自 殺の件だ。
とりあえず中に入れと促され相澤先生の机の横にある椅子に座る。
『…朝の件ですかね？』
相澤「云われると自覚があるなら止めろ」
『其れは厭です。
自 殺は僕の趣味ですから。』
そう云えば職員室に居る人の全ての視線が向けられる。
"こいつマジか"
と云うような視線が。
『……ま、腕を切られてもどれだけ殴られても水に沈められても死なない、只苦しいだけ。
逆に気になったんです。
"死んだらどうなるのか"って。
死ぬ瞬間に感じるのは？思うのは？思い出すのは？
其れにこの世という物を足して、
己の命の価値と好奇心を天秤にかけた結果そちらに傾いた。
なんともまあ滑稽だなと自分でも思いましたよ。』
まァ結局死ねてないんですけどね！と云い乍笑う。
目の前の相澤先生は少し悲しそうな顔をしていた。
相澤「……完全に止めろ、とは云わない。
ただ頻度は減らせ。」
『……あーあ、ほんっとに似てるから辛い』ﾎﾞｿｯ
その真っ直ぐ僕を見てくる目が、本当に似ている。
何故、僕に失望しない？そんな目で見てくる？
周りはこんな趣味を知った瞬間に軽蔑して引いた目をする。
そんな目で見ずに僕をまっすぐ見てくるあの目に、何度憧れたか。
思わず僕は前のように云ってしまう。
『……わかってるよ、織田作』
相澤「おい、」
『……あれ、僕……ッ！？？
なんでもないです、相澤先生。
じゃあ僕は用事があるので失礼します。』
相澤「あ、おい！」
なんで、なんで、なんで、
＿＿＿＿私は重ねた？
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紫苑 - 続き楽しみです！！！滅茶苦茶文才に溢れてる、、、控え目に言って神作品✨ (2022年11月24日 17時) (
レス) @page39 id: d352e91313 (このIDを非表示/違反報告)
サラ(プロフ) - 続き楽しみです！！！！！！！！！！ (2022年9月8日 15時) (レス) id: 0407d7412e (このIDを非表示/違反報告)
こころ - 初コメ失礼します！続き正座待機してます！ (2022年8月16日 14時) (レス) id: fa05d75225 (このIDを非表示/違反報告)
佐久 - 咲良さん» はい！頑張ります！ (2022年8月14日 21時) (レス) id: d3a191d3aa (このIDを非表示/違反報告)
佐久 - 七巳流さん» それは良かったです！今後ともよろしくお願いします！ (2022年8月14日 21時) (レス) id: d3a191d3aa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：佐久 | 作成日時：2022年8月5日 17時
