銃弾 36発目 ページ37
視点なし
彼女達は説明を終えて、訓練場に来ていた。
一戦目は太宰。
生徒側は青山、尾白、口田、砂藤だ。
『……それじゃぁ……始め！』
その瞬間、四人が一斉に攻撃を始める。
太宰はそれを悠々と躱す。
青山が個性【ネビルレーザー】を使うが、太宰にあたった瞬間に消え、手刀を首に入れる。
こちらも、口田が生物を操るが、太宰が触れた瞬間に個性が使えなくなり、手刀で気絶。
最後に、砂藤と尾白が同時に飛びかかるが、砂藤に触れて個性を解除してしゃがみ、尾白の尻尾が砂藤に当たる。
焦っている隙に太宰が尾白を取り押さえた。
『太宰さんの勝利』
アナウンスが広がる。
皆が唖然とするなか、
『流石だねェ、太宰さん。
相変わらず優秀な冷静な判断力と戦略術です。』
中原「ッチ」
褒める彼女と舌打ちをする中原。
第二試合目。
異能側は中島、生徒側は蛙水、葉隠、峰田、障子だ。
『始め』
中島「【月下獣 半人半虎】」
その瞬間、中島の手と足が白と黒が混ざった毛皮のある、虎の足となる。
最初は障子、取り押さえられて気絶。
葉隠が隠れて近づき、寸前で攻撃しようとしたが、中島はそれを防御して抑える。
緑谷「葉隠さんに気付いた！？」
『異能力者は大体個性が効きません。
まァ、常時発動型の個性は異能力者本人の力量によって変わるらしいですけど。
彼はまた別です。
彼は虎なんです。
五感とかが優れているんです。』
残った蛙水と峰田もあっさりと抑えられた。
『敦さんも強くなってきましたね。
昔は僕の遊び相手にすらなってくれなかったんですよ』
その言葉に芥川が肩を震わせる。
彼も同じようなことを言われたからだ。
『龍さん』
芥川「……何だ？」
『くれぐれも、手加減をお忘れずに。
忘れたら……わかりますよね？』
その瞬間、芥川の脳裏に浮かぶ、彼女の姿。
"今回の敗因……忘れたら二回刺して五回撃ちます。"
太宰を彷彿とさせる言葉だが、二回刺す分彼女の方が怖い。
芥川「…わかっている」
『なら良かったです。』
笑顔で云うA。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿
少なくてすいません……
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紫苑 - 続き楽しみです！！！滅茶苦茶文才に溢れてる、、、控え目に言って神作品✨ (2022年11月24日 17時) (
レス) @page39 id: d352e91313 (このIDを非表示/違反報告)
サラ(プロフ) - 続き楽しみです！！！！！！！！！！ (2022年9月8日 15時) (レス) id: 0407d7412e (このIDを非表示/違反報告)
こころ - 初コメ失礼します！続き正座待機してます！ (2022年8月16日 14時) (レス) id: fa05d75225 (このIDを非表示/違反報告)
佐久 - 咲良さん» はい！頑張ります！ (2022年8月14日 21時) (レス) id: d3a191d3aa (このIDを非表示/違反報告)
佐久 - 七巳流さん» それは良かったです！今後ともよろしくお願いします！ (2022年8月14日 21時) (レス) id: d3a191d3aa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：佐久 | 作成日時：2022年8月5日 17時
