銃弾 30発目 ページ31
視点なし
福沢「雄英高校の護衛として、数人、調査員及び戦闘員として其方に送り出したい。」
福沢の声が響く。
『何？僕だけじゃ不安って言うんですか？社長。』
彼女の不満そうな声が響く。
彼女は傲慢故、己の限界を見極めきれていない。
福沢「そう云うことではない。」
『分かってますよ。
ちょっっと揶揄っただけです。』
ちなみに、一寸では無い。
ガッツリ不満を持っていたが、社長命令なので大人しく聞く。
『ちなみに、先に云うけどヒーローとか生徒個人の力を信用していないとか、そう云う話ではありません。
……異能力者が敵に紛れ込んだ際の特別処置として思ってくれていいですよ。』
根津「……わかったのさ。」
根津は言葉を理解して返事をする。
根津「なら、其のためにも透我さんには『1ーAに編入、でしょうか』その通り！」
『承りました。』
胸に手を当ててお辞儀をする。
根津「それと、護衛に来る人の資料が欲しいのさ！」
福沢「了解した。後日、Aに持って行かせる。」
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
雄英高校を出て、夕焼けを背に3人は歩く。
ふと、彼女は嫌な予感がして福沢を見る。
『社長、誰を行かせるつもりですか？』
A(この勘が当たったら自 殺しよう、そうしよう)
彼女がそんな物騒な事を考える中、福沢は口を開く。
福沢「太宰と中島、其れに……」
森「私の所から中原くんと芥川くんだよ。」
『……一寸良い川があったんで自 殺してきますね。』
彼女の勘は見事に当たった。
川原に向かって歩き出そうとする彼女と、それを引き止める福沢と森。
『……何故、その人員に…』
森「それが、最適解だったからだよ。」
決め科白のように森が言うと、彼女は飛びつく。
『どっこが最適解なんですか！？
よりによってあの四人とかマジふざけないでください！！僕の胃に穴が空きます！』
福沢「安心しろ、ちゃんと交代で行かせる。」
『交代の予定は……？』
森「太宰君と中原君、中島君と芥川君の二人一組で動いてもらうよ。」
あっさりと云った森に、更に掴む力を強くする。
『だーかーらー！
それが問題なんですって！
何故双黒に拘るんです！？
その二人を離さない限り地獄なんですって！』
結局、それが変わることはなかった。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 939人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ヒロアカ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
紫苑 - 続き楽しみです！！！滅茶苦茶文才に溢れてる、、、控え目に言って神作品✨ (2022年11月24日 17時) (
レス) @page39 id: d352e91313 (このIDを非表示/違反報告)
サラ(プロフ) - 続き楽しみです！！！！！！！！！！ (2022年9月8日 15時) (レス) id: 0407d7412e (このIDを非表示/違反報告)
こころ - 初コメ失礼します！続き正座待機してます！ (2022年8月16日 14時) (レス) id: fa05d75225 (このIDを非表示/違反報告)
佐久 - 咲良さん» はい！頑張ります！ (2022年8月14日 21時) (レス) id: d3a191d3aa (このIDを非表示/違反報告)
佐久 - 七巳流さん» それは良かったです！今後ともよろしくお願いします！ (2022年8月14日 21時) (レス) id: d3a191d3aa (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：佐久 | 作成日時：2022年8月5日 17時
