銃弾 3発目 ページ4
視点なし
『
___雄英高校の校長、根津殿』
冷静沈着、だが妙に威圧感の有る少女の声が校長室に響く。
根津「YES、ネズミなのか犬なのか熊なのかかくしてその正体は……雄英高校の校長さ！｣
太宰「随分フランクだね」ｺｿｯ
『さァ、あれが本性なのかが分かりませんね』ｺｿｯ
2人はコソコソと話した後、Aが口を開く。
『はい、知ってますよ。
世界初、類を見ない個性を持った動物
……知らない方が不思議です。』
彼女はあくまで真顔で話す。
『で、私は何故呼んだのかを聞いてるんです。
同じことは二度三度、言わせないでください。』
彼女は腰掛けたソファに座り直し、足を組んだ。
雑談をする気はない、暗に示している。
根津「じゃあ、早速本題に入ろうか。
ヒーローになる気は『ありません』」
彼女は根津の言葉を遮って言葉を発する。
かろうじて有った目の光は無くなり、深淵を映している。
根津「何故だい？」
『……どーせ、僕の個性が貴重だから、とか抜かすんでしょう？
そんな奴、今までに五万と見て来た。
ヒーローなんて、居ないのに』
声を低くする彼女を見て、太宰は呆れたような顔をする。
太宰(地雷を踏んでくれたね。)
手に負えない、そんな顔をして太宰はソファに深く腰をかける。
？「何故、そう思うのだい？」
痩せこけた男性が彼女に問いかけた。
彼女は男性をチラリと見た後、口元だけ笑顔を作る。
『さァ、何故でしょう？
生憎の所、偽善……失礼、平和の象徴と呼ばれる貴方に答える義理なんて有りませんからね？』
ねェ、オールマイト。
彼女の揶揄うような声が響く。
そんな彼女の言葉を聞いた3人は驚く。
『別に、他人に云う必要性も感じないし、私はどうでもいいんですけどね。』
根津「君は、何者だい？」
『それを今聞きます？
僕達が何者かなんてどうでもいいでしょう？』
ピシャリと言い放つ彼女は最早退屈そうにしていた。
A(矢張り、超人的な頭脳を持った所で僕達以下。乱歩さんと比べるまでもないか。)
つい最近まで興味を持っていたモノには興味を失い、次の娯楽を探し出そうとしているA。
根津「……君はこの国立である雄英高校の入試試験を全て満点で突破した。」
___話題の転換
_____
文字数、マジ恨む
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紫苑 - 続き楽しみです！！！滅茶苦茶文才に溢れてる、、、控え目に言って神作品✨ (2022年11月24日 17時) (
レス) @page39 id: d352e91313 (このIDを非表示/違反報告)
サラ(プロフ) - 続き楽しみです！！！！！！！！！！ (2022年9月8日 15時) (レス) id: 0407d7412e (このIDを非表示/違反報告)
こころ - 初コメ失礼します！続き正座待機してます！ (2022年8月16日 14時) (レス) id: fa05d75225 (このIDを非表示/違反報告)
佐久 - 咲良さん» はい！頑張ります！ (2022年8月14日 21時) (レス) id: d3a191d3aa (このIDを非表示/違反報告)
佐久 - 七巳流さん» それは良かったです！今後ともよろしくお願いします！ (2022年8月14日 21時) (レス) id: d3a191d3aa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：佐久 | 作成日時：2022年8月5日 17時
