✯ ページ14
「そういうとこって、どういうとこ？」
ふふ、と笑いながら、ワイングラスと簡単なツマミを持って、ソファに座っているこちらへ歩いてくる。
「お前、モテんだろ」
今更だけど。
「伊野尾くんがいうの？それ」
「あんまり�睫擇�スパダリだからさ」
テキパキとグラスやツマミをテーブルに置いて、おまけにいつの間にかスパークリングワインを手にしている�睫據�
「伊野尾くんだからだよ」
「何が？」
「伊野尾くんだから、良く出来た恋人の振りしてんの。誰だって好きな人には好かれたいでしょ」
だから。
そういうとこだって、�睫據�
「ふは、伊野尾くん真っ赤」
「お前のせいだ」
「それは、ありがとう」
男らしく、でも丁寧な動作で開けられたスパークリングワインが、繊細なグラスに注がれていく。
それだって俺の好みに合わせてくれているのは知っている。
「明日二人ともゆっくりだよね。伊野尾くん、ちょっとお酒付き合ってよ」
言葉の選び方ひとつひとつが、スマートで優しい。
俺はとても幸せ者だと思った。
「あのね、�睫據�
あまり飲み過ぎたら、元も子もない。
注がれたアルコールに少しだけ口をつけて、俺は今日訪ねてきた本題を切り出す。
「俺聞きたいことあんの」
「ん？何？」
「�睫擇気◆�俺とえっちしたい？」
ブフォッ！
口に含んでいたワインを吹き出して、げほげほと咳き込む�睫據�
「わ、大丈夫かよ」
「だ……、大丈夫じゃないよ」
まだ咳き込みながら、�睫擇藁淕椶撚兇鮓�る。
「伊野尾くんさ、すげえ恥ずかしがる割に、たまにめっちゃ大胆になるの、何なの？」
「だって、………大事なことじゃん」
まあ今更確認する俺も俺だけど。
吹き出してばら撒いたワインの飛沫をダスターで拭き終わって、ふう、と�睫擇呂劼箸賃�を洩らした。
「伊野尾くんは、したい？」
「質問を質問で返すのはずるいよ、�睫據�
「ごめん。ただ聞きたかっただけ。伊野尾くん、すぐに自分を後回しにするから」
それは�睫擇世蹇�
俺はいつだって、�睫擇料阿任麓�由でワガママだ。
「俺は、実はそれを確かめにきたの。今日」
�睫擇浪兇僕� 情するのか。
俺は�睫擇僕� 情するのか。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 222人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：たろう | 作成日時：2023年11月29日 21時
