大魔王生き返る ページ42
今ルイの声が聞こえたような…？
フォ「ごめーん。ちょっと脅かそうと思って！まさか本当に信じるとは。」
振り向くとさっきの涙はどこへやら、あははと笑っているフォンさんがいる。
「もしかして、もしかしてですけど…。」
…私騙されたの？
「…………。不謹慎にもほどがあるわー！！！」
フォ「ごめんごめん！だってなんか二人喧嘩してるみたいだったからさー。」
「だからっていいっていい事と悪い事があるでしょ！！」
フォ「えーでも、俺ルイが死んだなんて言ってないよー。Aちゃんが勘違いしただけじゃん。」
そう言ってまたあははと笑うフォンさん。
「…フォンさん俳優とか向いてるんじゃないですかね。」
フォ「本当？ありがとうー。」
褒めてないから！嫌味だから！！
ユン「フォンがなんか余計な事言ったみたいだね…。Aちゃんごめんね。」
「…もー！！本当に死んじゃったかと思ったんですから！！」
ルイ「大きな声ださないでくれる？頭に響く。」
「あ、ごめん…。」
声がしてベッドの方に視線を戻すと生きているルイがいる。
「ルイ、生きてるんだよね？大丈夫なんだよね？」
ルイ「……すいません、こいつと二人にしてもらっていいですか？」
ルイが周りの人にそう言った。
？「えっと、あなたはEXOのマネージャーの方ですよね？ルイとはどういうご関係ですか？」
フォ「マネヒョンいいから！二人にしたあげて！」
フォンさんが言った言葉で、この人はHelloのマネージャーなんだろうとわかった。
そりゃいきなり入ってきて泣きながら『死なないでー！』なんて叫ぶ女警戒するよね…。
ユン「とりあえず俺たちは出よう？お願いだから…。」
マネ「…。わかった。車回してくるから。その間だけな。」
ルイ「ありがとうございます。」
フォ「よしみんな出よう！」
私は皆さんが部屋から出て行く背中に
「すいません…。」
としか言えなかった。
二人きりになると私はルイになんて声をかけていいかわからず沈黙になる。
ルイ「…。俺とはもう口聞かないんじゃなかった？」
先に沈黙を破ったのはルイだった。
「確かにそう言ったけど…。」
あの時は本気でそう思ってたはずなのに、いざルイがいなくなると思うと、自分の何かが抜け落ちるような感覚がしたんだ。
やっぱり私達は双子の兄妹で、どんなひどい事されたってルイと離れる事なんてできないんだと痛感した。
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L･Y - ーー続きですーー 本当に面白いです！何だかんだでルイ君のこと心配してるし､ルイ君も訳ありっぽいし､これからどうなっていくのかとても気になります!(特にルハン.カイ.ルイ)続きを楽しみに待っています!!頑張ってください!!! (2018年10月9日 1時) (
レス) id: 4655e141c9 (このIDを非表示/違反報告)
L･Y - 今日初めていっき読みしました｡今までにもマネージャーをやる小説はたくさん見てきましたが､アイドルと双子でしかも意地悪なお兄ちゃんのお話は初めて見ました！長いのでもうひとつ書きます！ (2018年10月9日 1時) (レス) id: 4655e141c9 (このIDを非表示/違反報告)
シン - とても面白くて、一気に読んでしまいました。更新楽しみにしています。頑張ってください。 (2018年3月11日 23時) (レス) id: 499e909fd4 (このIDを非表示/違反報告)
名無し24407号(プロフ) - 一気に読ませていただきました。続きが気になります。更新楽しみに待ってます！ (2017年11月22日 3時) (レス) id: 6ceee168e8 (このIDを非表示/違反報告)
のの - ワクワクしてどんどん読んでしまいました！ルイ最高です♪続きが楽しみです！！ (2017年10月11日 19時) (レス) id: f0531c9794 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：sawa | 作成日時：2015年3月17日 15時
