検索窓
今日:8 hit、昨日:5 hit、合計:80,408 hit

10,刀の願いが ページ12

Aside




近くでガサガサッと音が聞こえた。まるで、私達に何か知らせたがっているかのように。



「…なんだ、アレ」



そう言ってギルが指を指した方を見ると…





刀があった。




『ギルッ!!アレ、刀っ!!』



私はすぐにその刀の元へ走り、刀の様子を見た。

折れそうな危険な状態ということは、日本人じゃない私達でも分かるくらいだった。



しかもさっき動いたということは刀にも意識があるのだろう。



つまり、死.にかけの人が目の前にいるということ…ことぉ!?


いやいやいやいやいやいや!!こんのすけ居ないし何もできないしどうしようっ!!


『ギル…』「A…」


『ど、どどどどどど!?』
*訳:どうすんのこれ!?


「おちちゅけA!まだどょうにゃるかぁぁぁぁ!!」
訳:落ち着けA!まだどうなるか分からん!!


『うぇ!?でっここここここ!!』
訳:えぇ!?でもこんな状態じゃ…!!

「お、おおおお!!」
訳:こんのすけ来るまでやれることやるぞ!!いいな!?









???side


お前らが落ち着け。なんでそれで通じあえているんだ。




…俺らしくない。
普段馴れ合うつもりはないが、コイツらを見ていると…自分の意見を言いたくなる。






…どうでもいいから、この状況をなんとかしてくれ。




『…(白目)』

「A!?こんのすけぇぇぇぇ!!」





潔く折れた方がよかったのかも知れないと、物凄く思う。



助かりたいと思うのは、多分ーーーーーーーーーーーー









光忠たちがいるからだろう。





自分の為ではない。







なのに、こいつらを見ていると放っておけない、そうとも思ってしまう。









コイツらなら、あいつらを…仲間を救ってくれるだろう。

11,顕現…?→←9,歌声に魅了されて



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (31 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
93人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

煉獄 - ブルストでわなくヴルストですよ (2018年3月6日 5時) (レス) id: 5cf5194510 (このIDを非表示/違反報告)
ぼっちな子 - 響さん» いつも読んで下さっているのですか!?ありがとうございます!シリアルにしようとしたらこうなりましたww (2017年8月19日 17時) (レス) id: 0a2ebce5a1 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - コメント失礼致します!!会議と本丸の温度差wwwww ツボりましたwwwwwwww そしてイギが可愛すぎるッ!!!!← いつも楽しく読ませていただいています!!! (2017年8月18日 21時) (レス) id: f561f07911 (このIDを非表示/違反報告)
ぼっちな子 - 天ノ弱な月猫さん» コメントありがとうございます。なるべく早く更新出来るよう頑張ります! (2017年8月3日 12時) (レス) id: 0a2ebce5a1 (このIDを非表示/違反報告)
ぼっちな子 - 響さん» コメントありがとうございます。ギルは可愛いで正義です(真顔)更新頑張ります! (2017年8月3日 12時) (レス) id: 0a2ebce5a1 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ぼっちな子 | 作成日時:2017年5月19日 22時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。