全てが一つになって 2 ページ1
千鶴「だ、だめだよ、今更会ったって……」
A「そんなの、会ってみなきゃ分からないじゃないですか!!」
千鶴「そりゃそうだけど……」
私は、どうにかして千鶴先生を日本に来させようと説得している。
A「このままじゃ、誰も幸せになんかなれません。私達が引けばいいって問題でもない。結局、あの2人もお互い自分の心を『偽り』ながら暮らしていかなければ行けないんです。」
千鶴「……」
A「……先生、結婚式に突撃した時の勇気、また出しましょう?」
千鶴「…………わかった。」
A「(((o(*゚▽゚*)o)))」
千鶴「病院と話つけてくる。とりあえずAさんはお父さんのそばにいてあげて。」
A「はい、りょうかいです。」
ひろにぃは、私を守ろうとして、こんなことをした。
嬉しくもあったけど、やっぱり……怒っちゃう。
女心、分かってないなぁ。
ひろにぃといれなきゃ意味無いの。
例え、自分が傷つくことになっても。
私のせいでひろにぃが自身の心を抑えて暮らすなんてダメ。
そしてそれは、花澤先生もきっと____
病室に戻ると、お母さんがいた。
泣いていた。
A母「あなたとまたこうやって喋れてよかった……愛してるわ、あなた……」
A父「ああ、私もだよ。」
今は、お母さんの気持ちが痛いほどわかる。
会いたい。
また話したい。
謝りたい。
二年前も含め昔からずっと、私すぐに物事を勝手に思い込んで勘違いするなぁ。
直さないとなぁ。
千鶴先生は、2日後に日本に行けることになった。
私もそれに合わせて帰国する。
そして、2日後
A母「なにかあったら、すぐ言ってね。パパの容態が安定したら、日本に戻るわ。2人でね。」
立花「ボクも一緒には行けないけど、相談ならいつでも受け付けてるよ!A!」
A「うん、大丈夫だよ、お母さん(*^^*) 慎ちゃんも、ありがとう、色々ごめんね、おかげで大切なことに気づいたよ!」
立花「ボクはなにもしてないよ笑」
A母「千鶴先生もすみません、一緒に行っていただいて……」
千鶴「いえいえ、私は本当に日本に用事がありますから。大丈夫ですよ(*^^*)」
A母「どうかよろしくお願いします……」
A「じゃあ、またね!お母さん!」
帰ろう。
帰らなきゃ。
みんながいる、
ひろにぃがいる、
日本へ。
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あをに(プロフ) - natsue0618さん» ありがとうございます!! 返信遅れてごめんなさい(>_<) 更新亀な私ですが、これからもご愛顧よろしくお願いします!! (2018年11月27日 16時) (レス) id: 50e211d3e4 (このIDを非表示/違反報告)
natsue0618(プロフ) - すごく面白いです!!これからも素敵な物語楽しみにしてます。 (2018年10月1日 22時) (レス) id: 0be671c1c2 (このIDを非表示/違反報告)
あをに(プロフ) - 時雨さん» わぁぁ!ありがとうございます!!そう言っていただけると、執筆も捗りまくりです!!ぜひこれからも読んでくださると幸いです!ありがとうございます!! (2018年8月18日 11時) (レス) id: e7e1cc6b63 (このIDを非表示/違反報告)
時雨 - 凄く面白いです!!続き、どうなるんですか?待ち遠しいです!あぁ、やばい感動して泣きそうだああ! (2018年8月15日 18時) (レス) id: 86a1a639a5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あをに | 作成日時:2017年9月17日 2時