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不機嫌の理由 ページ6

「Aね、オシャレ興味無かったけど、



交流会の後、興味持ち始めてね、私に相談してきたのよ。



まだ聞いてないけど、もしかして、気になる人とか出来たのかしら、」






(これならどうだ!)と、野薔薇がチラッと五条を見る。





「・・交流会で、ねぇ。」




五条の声音が、さっきよりワントーン低い。






(・・・え、何かこわ、)





「あ、あたし、そろそろ休憩終わるわ、」





そそくさと逃げるように野薔薇は皆んなのところに戻った。








〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜








職員室では、伊地知がビクビクしていた。




珍しく職員室にいる五条が、何故だか不機嫌オーラを放っているからだ。






(私、何かやらかしたっけ、、?)





不機嫌な五条に、反射的に怯える不憫な伊地知。





怖いので、「お、お昼休憩入ります・・・」と、恐る恐る席を立つ伊地知に、



五条が話しかける。




「伊地知。」




「は、はい!」




「甘いコーヒー買ってきてくんない?超甘ったるいやつ」




「わ、わかりました!」




いそいそと自販機に向かう伊地知。




〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜





甘ったるいコーヒーを買う伊地知に、家入が話かけた。





「お疲れ伊地知、五条のお使いか?」




「家入さん!お疲れ様です、はい。・・何か、五条さん不機嫌なんですが、どうしたんでしょうね、」




「五条が?さあ、分からないな。後で聞いてみるか」





すると、そこに一年ズがやってきた。





「伊地知さん家入先生、お疲れ様!」




「お疲れ様、なあ、五条が不機嫌らしいんだが、


何かあったのか?」




「えー、何でだろ、体育の時は普通だったけど、」



「わからないですね、」





虎杖や吉野がそう答えると、野薔薇が「ハッ」と1人反応した。





「どうした釘崎、」




「い、いや、アハハ、硝子さん、後で保健室行っていーい?」





家入が了承し、そのまま1年ズは飲み物を買い、



伊地知は気が重そうに職員室に向かった。











「夢月の話しをしたら、五条が不機嫌に?」




「そうなの、体育の時にね、その話しをしたら・・」




「ふむ、五条は夢月のこと、色々と気にかけてるからな、


悪い虫がつかないか心配なのかもな。」




「そ、そうよね、アハハ、ほーんと五条先生ってAには過保護なんだから。」




「そうだな、生徒の恋愛事情にまで首を突っ込ませたら悪いし、


それとなく言っておくか、」

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設定タグ:呪術廻戦 , 五条悟 , 両面宿儺   
作品ジャンル:アニメ
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翡翠に恋う - とても面白い作品ですね!続編お願いします‼︎ (12月27日 15時) (レス) @page50 id: 8fc649d94d (このIDを非表示/違反報告)
日出 - 文才の塊みたいなお話でしたね…あ!続編やってください!<(_ _)> (9月11日 16時) (レス) @page50 id: e3c9ef0ceb (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:夢楽 笑 | 作成日時:2023年6月10日 21時

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