秋だ!山だ!魚を釣るぞーい!! ページ35
「ヤッホーーー!!!」
「こだまが返ってきた!きもちぇ〜〜、」
「より大きい魚釣った方が勝ちやで!直哉!!」
「望むところや!ハム太郎!!」
「お〜いあんま走るなよお〜、」
「気をつけてくださいね〜〜お二人さん〜〜!」
4人は今日、山に来ている。
夏も終わり季節は秋、
紅葉狩り&魚釣りである!レッツハイキング!!☆
ということで、今日のお供の呪霊フレンズは、
熊の呪霊こと、権三郎である。
山を駆け上がっていく直哉とこてつの後ろを、
のしのしと着いていく。
「ごんざぶろうが歩いてると、一瞬本物の熊かと思ってビビりますよね、
山の中じゃ特に、あはは、」
「熊か・・・ツキノワグマなら、俺一人でも勝てそうだな」
「ええ、そういう発想になるんですか、
はは、でも、甚爾さんがいるなら、熊とバッタリ出くわしても、
大丈夫そうですね、」
そんな風に超人レベルの会話を、大人組みは繰り広げながら、
走るチビ達の後を追う。
釣り場に到着し目に入ってきたのは、
透き通り澄んだ川、涼やかな空気、紅葉。
日常とかけ離れた大自然に、
こてつと直哉は心が踊りはしゃいだ。
「釣れたーー!やっほーい!」
「獲ったどーーーーー!!!」
某お笑い芸人の番組、黄金伝説で、獲物をゲットした時のような雄叫びを上げ、
歓喜するこてつ。
どちらの魚のサイズの方が大きいだの、
やいのやいの言い合い、
最終的に釣り竿を置いて、直に川に入って、自分たちで
直接素手で魚を捕まえようとし始めた。
「にゃはははは!ぬるぬるする〜!捕れへんー!あはは!」
「びゃあー!顔に水かかった!みゃはは!」
めちゃめちゃ楽しそうにはしゃぎ魚を獲ろうと奮闘するチビ達に、
大人2人は微笑ましげな目線を向けた。
「あーあ、ビチョビチョじゃねえかアイツら、」
「楽しそうで何よりっすね、替えの服も持ってきといて良かったっすわ、」
「んだな、俺も少し参加すっかな、」
「わかりました、俺は荷物の傍にいるんで、」
甚爾も川に近付き、ズボンの裾をまくり、
指で水鉄砲をチビ達にくらわせた。
「そうら!!」
「みゃーー!!」
「にゃはは!やったなあ〜とーじ!この〜えい!」
「ぶはっ、おま、下着まで濡れたぞ、お返しだ!」
「みゅひゃひゃひゃひゃ!!」
塩焼き、んまい┌|o^▽^o|┘♪→←ドッキドキ
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夢楽笑☆(プロフ) - ミントパインさん» わあ〜コメントありがとうございます!!面白いと思って頂けて良かったです!そんな褒めて頂けて嬉しいです(^∇^)ノ♪あざっす!!!です!!! (2023年1月25日 23時) (レス) @page38 id: 91488f7b93 (このIDを非表示/違反報告)
ミントパイン(プロフ) - 面白すぎる…何故このような面白い作品を作れるのか、同じ作者として尊敬します! (2023年1月19日 0時) (レス) @page23 id: d3c57e24ac (このIDを非表示/違反報告)
夢楽笑☆(プロフ) - ゆめさん» ありがとうございます!愉快でマイペースな主人公のほのぼの日常ライフを描きたかったので、楽しんでもらえて嬉しいです!神だなんて、そんな〜エヘヘへ(ʃƪ^3^)(笑) (2023年1月17日 3時) (レス) id: 91488f7b93 (このIDを非表示/違反報告)
ゆめ - 可愛すぎる…神ですか?神ですね。 (2023年1月16日 17時) (レス) @page17 id: 00b5af4eb5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:夢楽 笑 | 作成日時:2023年1月6日 23時