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寝耳に水 ページ39

寝耳に水とは正にこのことな質問に、



こてつは、ビックリして固まった。




「いやな、A殿は随分と多才で、術師としての才能もありそうだ、


もし禪院家の中に、ひっく、好いている男子がおるのなら、


当主の俺からも応援するぞ?わはは、ひっく、うぃ〜〜、」




「・・・酔っとるな?父さん」



「酔ってないれ〜〜す、ひっく、うは、」



「酔っぱらうのは良いが、あんまりハム太郎を困らせるなよ、


こいつは一応、まだ小学生なんだからな、」



甚爾が呆れながらそう言う。




「うはは、なにを言っておる、


女人はあっという間に見違えるように成長し変わってしまう。


うかうかしとると、好きな女が出来ても、すぐ他の者に、


かっさらわれてしまうぞ?なあ直哉、」




「なんで俺に振るんや!お、俺は別にっ、・・・こ、こいつの、ことは、そんなん、じゃ・・・ゴニョゴニョ」




直哉が顔を真っ赤っ赤にし、モソモソと喋りながら、


こてつの方をチラリと見る。



すると、




「・・・・・」



こてつが座っていた椅子には、いつの間にか、


ぬらりひょんの呪霊が座って、


にこにこと静かにご飯を味わっていた。




「あれぇ?!ハム太郎が、ぬらじぃに入れ替わっとる?!」




「あ、すみません、このぬらりひょんのおじいちゃん、


何やら恋バナの気配を察して、混ざりたかったみたいですよ、あはは、」




「ぶふっ、ああ・・恋バナとか好きだもんや、ぬらじぃは。


てか、ハム太郎は?」




「お嬢は、歯にエノキが挟まったから、

つまようじ取ってくる言うて、女中さんとこ行きました。」





「いつの間に、ぬらじぃと入れ替わってるの、


全然気が付かなかったぞ・・」





「ははは、また珍しい呪霊だな。


ああ、そうだ、ぬらりひょんといえば、


確か、家人に気付かれずに、その家の食卓に混ざり、


いつのまにか飯を食べて行く妖怪だったよのう、


だから気配を消すのが上手いんじゃな、」




ぬらじぃがコクリと頷く。




「ははあ、気を付けぬと、


誰も居ないと思って零した独り言が聞かれてたり、


男子の見られては困る趣味とかも見られとるかもよの、」




「「「ま、まじか、」」」



その言葉に、男たちは一斉にガタッと動揺した。

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夢楽笑☆(プロフ) - ミントパインさん» わあ〜コメントありがとうございます!!面白いと思って頂けて良かったです!そんな褒めて頂けて嬉しいです(⁠^⁠∇⁠^⁠)⁠ノ⁠♪あざっす!!!です!!! (2023年1月25日 23時) (レス) @page38 id: 91488f7b93 (このIDを非表示/違反報告)
ミントパイン(プロフ) - 面白すぎる…何故このような面白い作品を作れるのか、同じ作者として尊敬します! (2023年1月19日 0時) (レス) @page23 id: d3c57e24ac (このIDを非表示/違反報告)
夢楽笑☆(プロフ) - ゆめさん» ありがとうございます!愉快でマイペースな主人公のほのぼの日常ライフを描きたかったので、楽しんでもらえて嬉しいです!神だなんて、そんな〜エヘヘへ(⁠ʃ⁠ƪ⁠^⁠3⁠^⁠)(笑) (2023年1月17日 3時) (レス) id: 91488f7b93 (このIDを非表示/違反報告)
ゆめ - 可愛すぎる…神ですか?神ですね。 (2023年1月16日 17時) (レス) @page17 id: 00b5af4eb5 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:夢楽 笑 | 作成日時:2023年1月6日 23時

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