A whole new world14 -jaejoong-

出て行ってくれますか？ ページ8

店長・・・。

結構無茶な事したんだ。

そんなにお店の売り上げが大事？(汗)




店長「Aさん真面目でよく働いてくれるし、もちろん彼等御用達ってネームバリューも惜しいけど、それ以上にAさんが惜しくて。プレッシャーかけてごめんね」

「・・・そうだったんですか」



前言撤回。

私を買ってくれてたんだ。

ありがたいな。


店長の優しさに感動していると、



JJ「・・・ダメですよ」



隣から冷たい声が響いた。




店長「ははっ！だからそういうのじゃありませんって(笑)」

「・・何ですか？」

店長「彼に来てもらった時もAさんが辞めるのは惜しいって話したら、僕の奥さんだから好きにならないで下さいって(笑)」

「・・・すみません・・・(恥)」



ジェジュンが、店長を恨めしそうに睨みつけてる。

店長にまでヤキモチ妬くなんて、

恥ずかしくて穴があったら、
更に深く深く掘って埋まってしまいたい・・・(汗)



店長「本当にお互いが大事なんだね」

JJ「はい。信頼し合ってます」



彼のはっきりとした声。

信頼してる。そして信頼されてるって思ってるから、

本当は嫌なくせに私の好きにしていいって言ってくれたんだよね。


はぁ・・・

もう、好きすぎる。



JJ「ん？どした？」



愛しくて完璧な横顔のラインを見つめていると、

嬉しそうな笑顔に胸がキュンとする。



JJ「あの・・すみません」



無言で見つめていると、
彼がおもむろに店長達に謝る。



2人「え？」

JJ「ちょっとAにkissしたいので、出て行ってもらっていいですか？」



はぁ！！！？？？



大笑いで出て行く2人。

絶対後で桃さんかチャンミンあたりにネタにされる。


いっそ、このお店から逃げ出したいくらいなのに、



JJ「A・・・ありがと。愛してる」



重なった唇から彼が好きって気持ちを注いでくれて、

フワフワ柔らかくて甘いのに、

熱くて深いkissは

私から逃げ出す力を奪って行った。

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