決まっている事 ページ39
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JJ「これから韓国に住むんだから、式くらいは日本で良くない?それに会場にも、もう下見に行くって言っちゃった」
「もう場所決まってるの!?」
JJ「うん。和沙ヌナんとこ」
「え?」
JJ「あそこプロポーズしたとこだから思い出あるし、雰囲気も良かったじゃん。
和沙ヌナんとこなら一日中使わせてくれそうだし」
「1日かけて何するの?」
JJ「Aに10回くらいお色直ししてもらう(笑)10回式するのは難しいから。」
「10回・・・あぁ、社割の話した事言ってるの?あんなの冗談なのに。それに1日中ってお客さんが疲れちゃうよ」
JJ「いいじゃん。一日中俺のお姫様はこんなに綺麗だって自慢できる♪」
この顔は・・・本気だな。
まぁ、10回のお色直しは冗談としても、
素敵な式場だったし、
確かに思い出の場所でもある。
でも・・・
JJ「ダメ?」
返事の無い私を覗き込んでくる。
「ダメじゃないけど・・・」
JJ「けど、何?」
「いや、なんて言うか」
JJ「何?もっと違う式場もみてみたい?」
「ううん、そんなんじゃなくて。なんか上手く言えない」
JJ「怒ってる?」
「怒ってないよ。なんで?」
JJ「いや・・・とにかく、行くまでにドレス決めたり、指輪作ったり、新婚旅行どこにするかとか色々あるけど・・」
「え?」
JJ「ん?」
「もう準備始めるの?式だっていつにするか決めてないのに?」
JJ「決めたよ」
「は!?」
JJ「6月28日の土曜日。俺とAが付き合って1年の日」
「えぇっ?そんなにすぐ!?」
JJ「式場もプロポーズした時に押さえておいたし、Aの両親にももう言ってあるから」
「また勝手に連絡取って・・・」
JJ「・・・・」
「あ、ごめん、言い方悪かった。そういうつもりじゃなくて」
JJ「いや、俺もごめん。勝手に進めて。でも、この先スケジュールどうなるかわかんないし」
「そうだよね」
JJ「いい?このまま進めても」
「・・・いいよ。分かった」
そう言ったものの、
なんとなくモヤモヤしていた。
ドレスを着てジェジュンの隣に並べる。
大切な仲間や家族達に自分達の事をお披露目して承認とお祝いを受ける。
すごく幸せなはずなのに、
美味しく感じたビールは苦いだけで、
ジェジュンはそんな私を見て見ぬフリをしてるような感じがした。
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アスカ(プロフ) - はなげ姫がはなげ女王に進化しましたか!いつもとは違う雰囲気に王子喜びそう〜〜。結婚式はとりあえずさておき、王子の反応に期待しちゃいます。 (2014年6月18日 6時) (レス) id: b6b3a6f85e (このIDを非表示/違反報告)
alexis - 茉莉華さん» じょ、女王さまスタイル!?ぼ、ボンテージ!?(゜ロ゜)色白な肌に真っ赤な口紅を〜キャホー♪.....ほどよく←カキコしますぉφ(..)『愛されてなんぼ』そうかもしれませんね〜女子は愛されてる自信で輝くとこありますし…次章♪待ってますぉ♪ (2014年6月17日 23時) (携帯から) (レス) id: a9a57b86ec (このIDを非表示/違反報告)
じゅん(プロフ) - あはは(笑)ありがとう♪ 返って目立つ格好になったね(笑)見たときの王子の顔が目に浮かぶ(笑)www 私の方こそヨロシクネ(*^^*)頑張って~o(^o^)o (2014年6月17日 23時) (レス) id: ad18f2d39f (このIDを非表示/違反報告)
茉莉華(プロフ) - tamaさん» ちょw書いちゃってってw次tamaさんに会う時、どんな顔して会えって言うんですか!いや、書きますけどね、えぇ。次章久々に妄想を解放してやりますよ←www (2014年6月17日 22時) (レス) id: 4b8e3a43d2 (このIDを非表示/違反報告)
茉莉華(プロフ) - alexisさん» ありがとうございます!読み逃げでも構いませんよー♪どうぞ引き続きお付き合いくださいね!でも時々言葉をかけてくれたら嬉しい♪←ww (2014年6月17日 22時) (レス) id: 4b8e3a43d2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:茉莉華 | 作成日時:2014年4月17日 21時