ヌナには ページ27
ニヤニヤしながら見つめてくる視線に、
ラグの上に散らかる誰かの服を持ち上げる私の体が中腰で止まる。
「・・・ん?」
YC「聞いてあげるよ」
「何を?」
YC「聞いて欲しいんでしょ?ヒョンとのラブラブ話」
「へっ?な、ないないそんなのっ!」
YC「ないわけないじゃーん。そんな話したそうな顔して。当て付け?(笑)」
「違うよ!さっき桃さんと2人でソヨンちゃんをからかってて。いつかユチョン達の彼女ともそんな風に話せたら楽しいだろうなって思ってただけ!」
早口で全力否定すると、
ふーん、って言いながらもちょっぴり長い鼻の下にある唇を噛み締めて笑い堪えてる。
YC「そういう事か。すごかったすもんね」
「何が?」
YC「マンネの愛情表現(笑)」
「・・・知ってるの?」
YC「昨日2人でこっちに帰ってきたみたい。俺、朝早かったんすけど、ちょうどソヨンちゃんが帰るとこで」
「あぁ〜・・・見ちゃった?」
YC「首んとこっしょ?見た見た。ちょっと腹立った(笑)」
「あはははっ!それチャンミンに言った?」
YC「まだ。いつかネタにする」
「あ!そのネタ譲って!いつかチャンミンにからかわれた時の秘策にするから」
YC「えぇ〜!俺だって使いたい!」
「ダメダメ。他のネタ探して」
YC「じゃぁジェジュヒョン用のネタ探そうかな」
「え?」
ラグに座って服を畳む私に近づいてしゃがむとユチョンの顔が近づいてくる。
「ユ・・ユチョン・・?」
じーっと私を舐めるように見つめる少し色素の薄い瞳。
じりじりと近づいて、
私はおずおずと背中を仰け反らせる。
ちょ・・・
近くない?(汗)
10数センチって距離で、
くりくりまつ毛がパタパタ瞬いてる。
風邪気味だからかちょっと潤んだ瞳に、
つけてる香水が鼻をくすぐって、
くっ・・・クラクラ来る!
通常時にこのフェロモンなら、
その気になったらどんだけすごいの!?
耐えられずに目を瞑ると、
YC「無いか」
「へっ!?」
残念そうなユチョンが下唇を突き出してる。
YC「ヒョンはやっぱり抜かりないな〜」
「もしかしてキスマーク探したの?」
YC「うん」
「ジェジュンは付けないよ?」
YC「まぁ、今までもヌナについてるのは見たことないし」
・・・・ん?
なんか今の言い方引っかかる。
”ヌナについてるのは”
って事は、今までの彼女には?
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アスカ(プロフ) - はなげ姫がはなげ女王に進化しましたか!いつもとは違う雰囲気に王子喜びそう〜〜。結婚式はとりあえずさておき、王子の反応に期待しちゃいます。 (2014年6月18日 6時) (レス) id: b6b3a6f85e (このIDを非表示/違反報告)
alexis - 茉莉華さん» じょ、女王さまスタイル!?ぼ、ボンテージ!?(゜ロ゜)色白な肌に真っ赤な口紅を〜キャホー♪.....ほどよく←カキコしますぉφ(..)『愛されてなんぼ』そうかもしれませんね〜女子は愛されてる自信で輝くとこありますし…次章♪待ってますぉ♪ (2014年6月17日 23時) (携帯から) (レス) id: a9a57b86ec (このIDを非表示/違反報告)
じゅん(プロフ) - あはは(笑)ありがとう♪ 返って目立つ格好になったね(笑)見たときの王子の顔が目に浮かぶ(笑)www 私の方こそヨロシクネ(*^^*)頑張って~o(^o^)o (2014年6月17日 23時) (レス) id: ad18f2d39f (このIDを非表示/違反報告)
茉莉華(プロフ) - tamaさん» ちょw書いちゃってってw次tamaさんに会う時、どんな顔して会えって言うんですか!いや、書きますけどね、えぇ。次章久々に妄想を解放してやりますよ←www (2014年6月17日 22時) (レス) id: 4b8e3a43d2 (このIDを非表示/違反報告)
茉莉華(プロフ) - alexisさん» ありがとうございます!読み逃げでも構いませんよー♪どうぞ引き続きお付き合いくださいね!でも時々言葉をかけてくれたら嬉しい♪←ww (2014年6月17日 22時) (レス) id: 4b8e3a43d2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:茉莉華 | 作成日時:2014年4月17日 21時