検索窓
今日:16 hit、昨日:2 hit、合計:332,185 hit

ラブハンドル ページ20

2人、同じ方向を向いて体を沈めたバスタブの中。

ジェジュンが、冷えないように私の肩にお湯をかけてくれる。

お湯だけじゃなくて、その行為が胸の奥をあったかくしてくれるのが心地よかった。


「ねぇジェジュン」

JJ「ん〜?」

「本当にありがと、ね」

JJ「何が?」

「プレゼント。サプライズのお祝いも、車も・・・看板も」

JJ「あぁ〜。あはっ。気に入った?」

「うん」

JJ「全部?」

「ん〜・・・車はちょっと」

JJ「え?ダメだった?あぁいうの嫌い?」

「そういうわけじゃないけど、もっと小さくて普通の車なら遠慮なく乗れるのに」

JJ「あは。いいじゃん。女の人があんな車乗ってたらカッコいい」



そうか。
ジェジュンはあたしにあぁいう車に乗って欲しいのか。

なんかいかにもスターの恩恵受けまくりってっ感じがして気が引けるんだけど。



JJ「でも・・・あっは!」

「・・なに?」

JJ「Aってあんなに変わるタイプだった?」

「何が?」

JJ「ハンドル握った途端に声大っきくなるし性格変わる(笑)」

「それは!・・・高級車だから緊張して・・・」

JJ「俺も変わるよ」

「へ?」

JJ「俺も・・ハンドル握ったら性格変わる」



そうかな?

追っかけの子を巻く為に時々ものすごいスピード出すけど、

落ち着いてるし、
突然キレたりもしないじゃん。


彼の運転の様子を思い出していると、

不意に胸の辺りをいやらしく這う手が腰を両側から掴んで来る。



「な、何!?」



慌てて逃げようとしたけど、
強い力でグッと引き戻される。



JJ「ラブハンドルって知ってる?」

「へ??」

JJ「女の子のココ・・こうやって掴めるのは選ばれた男だけ」

「ちょ・・ジェ・・・」



ウエストをがっちり掴んだまま、

背中を伝う柔らかい舌の感触に段々お腹の奥が疼いてくる。



JJ「ここ掴んでる時は俺も性格変わるの」

「んっ・・・」



浮かされた腰がまた沈められると同時に、
彼が私の中に入ってくる。



JJ「Aのラブハンドルは俺だけのものだから」




ゆっくりと上下する度に彼の唇が背中の筋を辿って、
ゾクゾクと小さく身震いがした。



そうだよ。

私の事はジェジュンしか操縦できないから。

好きなように動かして。



跳ね返るお湯の音と
湯気と共に天井に上がっていく2人の吐息。


彼の愛が溢れる運転に
私はただ、身を任せていた。

ランチ女子会→←返ってきたソンムル



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (348 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
404人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

アスカ(プロフ) - はなげ姫がはなげ女王に進化しましたか!いつもとは違う雰囲気に王子喜びそう〜〜。結婚式はとりあえずさておき、王子の反応に期待しちゃいます。 (2014年6月18日 6時) (レス) id: b6b3a6f85e (このIDを非表示/違反報告)
alexis - 茉莉華さん» じょ、女王さまスタイル!?ぼ、ボンテージ!?(゜ロ゜)色白な肌に真っ赤な口紅を〜キャホー♪.....ほどよく←カキコしますぉφ(..)『愛されてなんぼ』そうかもしれませんね〜女子は愛されてる自信で輝くとこありますし…次章♪待ってますぉ♪ (2014年6月17日 23時) (携帯から) (レス) id: a9a57b86ec (このIDを非表示/違反報告)
じゅん(プロフ) - あはは(笑)ありがとう♪ 返って目立つ格好になったね(笑)見たときの王子の顔が目に浮かぶ(笑)www 私の方こそヨロシクネ(*^^*)頑張って~o(^o^)o (2014年6月17日 23時) (レス) id: ad18f2d39f (このIDを非表示/違反報告)
茉莉華(プロフ) - tamaさん» ちょw書いちゃってってw次tamaさんに会う時、どんな顔して会えって言うんですか!いや、書きますけどね、えぇ。次章久々に妄想を解放してやりますよ←www (2014年6月17日 22時) (レス) id: 4b8e3a43d2 (このIDを非表示/違反報告)
茉莉華(プロフ) - alexisさん» ありがとうございます!読み逃げでも構いませんよー♪どうぞ引き続きお付き合いくださいね!でも時々言葉をかけてくれたら嬉しい♪←ww (2014年6月17日 22時) (レス) id: 4b8e3a43d2 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:茉莉華 | 作成日時:2014年4月17日 21時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。