難関 ページ16
JJ「ちょ!車線変えるなら指示器出して!」
「あ、そうか。これ?」
YC「ぶはっ!ワイパー(笑)」
「これも逆なの!?」
JS「ヌナー!僕達未来あるアーティストだっからー(涙)」
「ちょっと黙ってて!まだこれから左折しなきゃ」
JJ「あっは!事故だけ気をつけてね♪」
余裕っぽく言ったくせに、
右手でしっかり手すりを握りしめてる王子に、
「ジェジュン覚えてなさいよー!」
JJ「うわっ!Aハンドル握ると別人ー!?」
喜んでいいのかまだまだパニックの私はアクセルを踏む足に力を入れた。
そして・・・
なんとかマンションの地下駐車場にたどり着いた新車のベンツ。
でも、難関はここからだった。
「なんでここ、こんなに狭いの!?」
JJ「狭くないってー!Aの入り方が悪いの!」
王子ご自慢のヒミコ、色違いのベントレー、
そしてロールスロイスの間にぽっかり空いた駐車スペース。
王子曰く、”私の乗り入れ方が悪かった”から、
バックでしか入れないその隙間。
「やだやだ。絶対入んない!」
JJ「ゆっくり入れたら大丈夫だって」
「バック苦手なんだもん〜(泣)」
JJ「だからってどうするの?入れなきゃ終わらないよ」
「こんな大きいの入んない!」
JJ「入るってば〜。ほら、ゆっくりでいいから」
「う〜・・・大丈夫かな・・」
JJ「Aならできるよ」
優しい。
でもジェジュンさん?その手すりを握りっぱなしの手はなんですか?(汗)
「はぁ・・・行くよ?」
ギアをRに入れてゆっくりハンドルを切る。
バックモニターなんてものに慣れてない私は
ルームミラーと全開にした窓から後方確認。
何度もハンドルを切り替えて、
前に進んだり、後ろに下がったり。
”ブオン!!”
ギャー!!!
ギアの切り替えをしすぎて、ニュートラルに入った車がエンジンをふかす。
隣のジェジュンは私に気を遣ってるけど完全に笑顔が引きつってる。
後ろのメンバーの事なんて、
もう気にする余裕すらない。
それでも、なんとか収まった車。
エンジンを切って、大きく息を吐いた。
「はぁ・・・入った〜♪」
JJ「よくできました〜♪うまく入れたじゃん」
「うん!思ったより気持ちよく入った♪」
JJ「あっは♪かわい〜♪」
隣からかざされた手が一度だけ優しく頭を撫でてくれる。
と、
YC「ぶほっ!!」
ユチョンが突然笑い出した。
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アスカ(プロフ) - はなげ姫がはなげ女王に進化しましたか!いつもとは違う雰囲気に王子喜びそう〜〜。結婚式はとりあえずさておき、王子の反応に期待しちゃいます。 (2014年6月18日 6時) (レス) id: b6b3a6f85e (このIDを非表示/違反報告)
alexis - 茉莉華さん» じょ、女王さまスタイル!?ぼ、ボンテージ!?(゜ロ゜)色白な肌に真っ赤な口紅を〜キャホー♪.....ほどよく←カキコしますぉφ(..)『愛されてなんぼ』そうかもしれませんね〜女子は愛されてる自信で輝くとこありますし…次章♪待ってますぉ♪ (2014年6月17日 23時) (携帯から) (レス) id: a9a57b86ec (このIDを非表示/違反報告)
じゅん(プロフ) - あはは(笑)ありがとう♪ 返って目立つ格好になったね(笑)見たときの王子の顔が目に浮かぶ(笑)www 私の方こそヨロシクネ(*^^*)頑張って~o(^o^)o (2014年6月17日 23時) (レス) id: ad18f2d39f (このIDを非表示/違反報告)
茉莉華(プロフ) - tamaさん» ちょw書いちゃってってw次tamaさんに会う時、どんな顔して会えって言うんですか!いや、書きますけどね、えぇ。次章久々に妄想を解放してやりますよ←www (2014年6月17日 22時) (レス) id: 4b8e3a43d2 (このIDを非表示/違反報告)
茉莉華(プロフ) - alexisさん» ありがとうございます!読み逃げでも構いませんよー♪どうぞ引き続きお付き合いくださいね!でも時々言葉をかけてくれたら嬉しい♪←ww (2014年6月17日 22時) (レス) id: 4b8e3a43d2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:茉莉華 | 作成日時:2014年4月17日 21時