5人乗りのソンムル ページ14
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JJ「もー。待ってってば」
ジェジュンを無視して会場に残る人達にお礼を言ってお店の裏口に向かうと、
手にプレゼントの入った紙袋を沢山持った4人。
「あれ?チャンミンは?」
YC「ソヨンちゃん送るって〜」
なるほど。
ソヨンちゃん結構飲んでたからチャンミン心配だよね。
「一緒に帰ればいいのに」
JJ「ダメダメ。5人乗りだから」
「・・・は?」
JJ「車。5人乗りだから」
車?
いつもの黒いバンは8人乗りじゃん。
あ、バンじゃないのか。
チェさんもマネージャーさんも飲んでたもんね。
だったらタクシー2台に分けたらいいのに・・・。
あ♪
2人になりたいって事か〜♪
そうだよね〜。
一緒に過ごす時間貴重だから、
ヒョン達がいたらからかわれるだけだしね〜♪
でも5人でタクシーなら結局2台に分かれるじゃん。
・・・ま、いっか。
私が持っていたプレゼントの袋を王子が持ってくれて、
かわいいマンネカップルに顔をにやつかせながら4人の背中について外に出ると、
YC「やっぱ良いな〜。俺も買い替えようかな」
YN「ユチョンも十分良いの乗ってるじゃん(笑)」
JS「でもかっこいい!今度借りよう!」
3人が裏口を出たすぐの所に停められている車の前で足を止める。
お店に着いた時、
”オモ〜。店長良い車買ったのね〜・・(呆)”
そう思った、
いつも店長の車が止まっているスペースにあったピカピカの真っ黒いベンツのSL車。
男の子ってやっぱり車好きなんだな。
そう思わせるほど、
車内を覗き込んだり、後ろに回ってあーでもないこーでもないと腕を組んで話してる3人の表情は真剣。
すると、私の目の前にいた王子が振り向いて言った。
JJ「じゃぁ〜、よろしくね♪」
「・・・何が?」
JJ「運転♪飲んでないのAだけだし」
「は?運転?・・・って」
ジェジュンは両手の荷物を道路に置いて、
ポケットから出した鍵を私の目の前に差し出す。
差し出された鍵のキーホルダーにはみんながしがみつくように見てるあの車と同じマークが刻まれていて、
JJ「俺からのソンムル♪」
「はい!?」
ピッカピカの笑顔で言った。
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アスカ(プロフ) - はなげ姫がはなげ女王に進化しましたか!いつもとは違う雰囲気に王子喜びそう〜〜。結婚式はとりあえずさておき、王子の反応に期待しちゃいます。 (2014年6月18日 6時) (レス) id: b6b3a6f85e (このIDを非表示/違反報告)
alexis - 茉莉華さん» じょ、女王さまスタイル!?ぼ、ボンテージ!?(゜ロ゜)色白な肌に真っ赤な口紅を〜キャホー♪.....ほどよく←カキコしますぉφ(..)『愛されてなんぼ』そうかもしれませんね〜女子は愛されてる自信で輝くとこありますし…次章♪待ってますぉ♪ (2014年6月17日 23時) (携帯から) (レス) id: a9a57b86ec (このIDを非表示/違反報告)
じゅん(プロフ) - あはは(笑)ありがとう♪ 返って目立つ格好になったね(笑)見たときの王子の顔が目に浮かぶ(笑)www 私の方こそヨロシクネ(*^^*)頑張って~o(^o^)o (2014年6月17日 23時) (レス) id: ad18f2d39f (このIDを非表示/違反報告)
茉莉華(プロフ) - tamaさん» ちょw書いちゃってってw次tamaさんに会う時、どんな顔して会えって言うんですか!いや、書きますけどね、えぇ。次章久々に妄想を解放してやりますよ←www (2014年6月17日 22時) (レス) id: 4b8e3a43d2 (このIDを非表示/違反報告)
茉莉華(プロフ) - alexisさん» ありがとうございます!読み逃げでも構いませんよー♪どうぞ引き続きお付き合いくださいね!でも時々言葉をかけてくれたら嬉しい♪←ww (2014年6月17日 22時) (レス) id: 4b8e3a43d2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:茉莉華 | 作成日時:2014年4月17日 21時