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残酷な戦場 ページ11
どれくらいの時間がたっただろうかあたりは一面血まみれ状態。1時間前ほどまでは作戦を伝える声や立体機動の音が鳴り響いていたのに今はこんなにも物静かだ。
シンジ｢他の班はどうしているだろう…｣
シンジは骨折したであろう自分の左手をさする。
シンジ(巨人は一体も倒せてない…何人か食べられる寸前で巨人の腕や足を斬る事で助けたけど結局別の形でみんな亡くなった…)
ーエヴァに乗っていたんだし自分の命をかけて戦う事にもなれている。痛みだってエヴァに乗って普通なら即死レベルの痛みを感じたことだってあるから骨折だってどうって事ない。だけど…
シンジ｢これだけは耐えられない…みんな死んでいくんだ…食べられて、ちぎられて、ふまれて、最悪な死に方をしていく…｣
シンジ今にも流れだしそうな涙を必死にこらえる。
シンジ｢もう僕は決めたんだ…泣かないって。僕が泣いても誰のためにもならない｣
シンジは何とか負傷した左腕を動かしてブレードを握るとエレン達がいる班の場所へ向かった。
アルミン｢……｣
シンジ｢何があったの…｣
シンジが到着するとアルミンが暗い顔をして震えていた。
ジャン｢今はそっとしといてやれ…｣
シンジはジャンの言葉に従いアルミンを少しそっとしておく事にした…
周りを見渡すとエレンや他のエレンと同じ班に配属されたはずのメンバーの姿も見えなかった。
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フル(プロフ) - すごく面白いです！楽しみにしています！ (2022年1月16日 13時) (
レス) id: 84c03bfe7d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：今宵は飄逸なオカルト女子 | 作成日時：2021年8月18日 0時
