椿姫物語 5【世界一クラブ】 (ページ49)

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一生のお願いっページ49

〜No side〜

咲「千輝様、少し
よろしいでしょうか」

千「ん？何？」

咲「その、手紙が匿名で...」

千「あら？ラブレター
だったりして？」

千輝はその手紙を開き中を
見てみる、その中身に彼女
は目を見開く

ーブツッ

コ「...当主には、興味無いけど
散雁を助ける為にも頑張らない
とだな」

瑛「けど...ファンクラブからはもう
ここからは勝負を仕掛けるか新たな
ファンを作るって話になる」

コ「...あ」

瑛「ん？」

コ「良い事、思い付いた」

ードガッ

徳「あー、ダメかぁ...」

健「いくら僕でも
無理があるよお...」

す「ポーカーやって普通に負ける
とか...しかも、お情けで敗退には
ならなかったし」

健「ポーカーフェイスだって
出来てた筈なのにい...何で？」

ク「う〜〜ん...っ」

教室で項垂れるメンバーに
月華が助言を1つ提供する

月「...逆にあの子は顔に出や
すいから強いんじゃないの？」

ク「え？」

月「勝負事では、常日頃
"あの"Aが出るでしょ？」

月「あの子はただ『愉しみ
たい』...それしか無いから
だから読めない...」

月「勝てない」

「「「なるほど〜...」」」

ーガラッ

コ「光一！」

徳「ん？」

皆が頷いているとコウが
意気揚々と、光一に走り
寄り

コ「お願いがあるんだ！」

徳「え？」

『お願い』とは？