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蘭に日時を聞き、園子に暗号を見せて貰い暗号を解き明かした。
工藤兄妹は、とあるビルの屋上に来ていた。
愛紗は大興奮のようだが、新一はそんな愛紗を可愛いとは思うものの注意をしだした。
新一「愛紗、絶対にキッドに近くんじゃねぇぞ!俺の後ろから離れるなよ!」
愛紗「わかってるよ。家に出る前から聞いてるし
でも、私も探偵だよ?捕まえたい!!」
新一「な、何言ってんだ!アイツは男だからダメだ!!」
愛紗「やだ、やだー!捕まえるの!!」
ポンっ
新一、愛紗「「!?」」
突然煙に覆われる2人は咳をしながら、互いの安全確認をした。
新一「おい、大丈夫か?愛紗隣ににいるよな?」
先程いた場所に手を伸ばすが、捕まらず、逆に悲鳴が聞こえた。
愛紗「きゃ、誰!?」
??「・・・」
愛紗は何者かに背後から抱きしめられ屋上の端に連れていかれているのがわかった。
それが認識出来た途端に視界がクリアになりだした。
愛紗「あなたは!?」
真っ白なスーツ、モノクル、真っ白なシルクハット
それを順番に認識した愛紗だが、向き合いながら抱きしめられているため、パニック状態だ。
愛紗「か、怪盗キッド!?離して!?」
キッド「あなたような美しい方に知って頂けて光栄です。」
愛紗(え?離してって言ったのに無視された…でも、この人顔がすこし赤いような??)
キッド(やっべぇ、ちょー可愛い。この子が名探偵の妹なんて羨ましいぜ!)
そんな葛藤をする2人。先に行動に出たのはキッドだった。
愛紗が自分の肩を、押している手を掴み口付けた。
チュ
愛紗「!?//な、なにするの!?///」
不敵に笑い
キッド「あなたが可愛くてつい。」
少しいい雰囲気の2人にキッド目掛けてサッカーボールが飛んできて、キッドは思わず愛紗から手を離して後ろに下がった。
キッド「あ、ぶっねぇな。名探偵」
愛紗「お兄ちゃん!」
新一「ちっ、当たれよ」
やっと煙りから解放された新一はボールを蹴ったようだ。
そして新一は愛紗を後ろに隠しキッドを睨みつけた。
新一「お前、俺の妹に触るな!」
キッド「それは難しい相談だな。
噂より可愛い妹ちゃんだし、それにこれはかえすぜ、名探偵」
キッドは新一に宝石を投げて渡し、愛紗の方に走りバラを渡して煙幕をして言葉を残し去って行った。
「また、月下の美しい下でお会いしましょう」
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橋本アリィちゃん(プロフ) - 初コメ失礼します!とても面白かったです!もし続編があるのなら、続きを楽しみに待っています!(*´ω`*) (2022年2月9日 22時) (レス) @page8 id: 1849d0f1e6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:愛紗 | 作成日時:2019年10月16日 19時